トヨタ社長、国内生産「300万台という考え方に変わりない」
トヨタ自動車の豊田章男社長は8日、2013年3月期決算発表の記者会見で、足元で円安基調が続く中、国内の年間生産規模について「(従来から表明している)300万台という考えに変わりはない」と話した。「円高や円安といった短期的な為替の動向に左右されない会社に生まれ変わるという点は変わらない」としたうえで、「トヨタは日本で生まれたグローバル企業であり、ある程度の生産基盤が必要だ。300万台という規模があるからこそ、日本のものづくりを守ることができる」と強調した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕