タイトル未定Z

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第195回:ファイナルファンタジーV(その6)
オールドゲーム攻略

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 FF5攻略第6回。

 久々にFF5をプレイして、ちょっと気になった事。
 このゲームは、町にいるNPCとプレイヤーの当たり判定がちょっと変だ。なんか少しめり込んだり、一見当たっていなさそうなのに道を塞がれたりする。
 一般的にこの手のRPGでは、ブロックごとに行う(※1ブロックは通常16x16ドット)。ドラクエのような伝統的なRPGでは、NPCは移動する時に、自分が今いるブロックに加えてこれから行こうとするブロックにも当たり判定を発生し、計2ブロック塞ぐ。移動が完全に終了したら、元のブロックにあった当たり判定は消す。こうすれば、NPCとプレイヤーが重なる事はない。ちょっと邪魔にはなるけど、確実な方法だ。
 このFF5では、恐らく別の方法を採っている。多分、NPCは移動先の当たり判定を最初確保していなく、ブロックの半分ほど移動したところで元の場所の当たり判定を消し、移動先に当たり判定を移す…というような挙動をしているのではないだろうか。この場合、常に1ブロックしか塞がないので邪魔になりづらいが、見た目上キャラが重なってしまったりする事がある。
 正直、ドラクエタイプの方が違和感がなくていいなあ…と思う。


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 前回、ガラフ達のいる第2世界に来たはいいが、ガスを吸わされ気を失ったバッツ達。

 意識を取り戻すと、どうやらエクスデスの城の牢獄に閉じ込められているようだ。なんてこった…。


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 実はこの時、ガラフ達は軍勢を率いてエクスデス城を攻めていたのだが、バッツ達の姿を空中に投影する謎技術を使って、撤退させた。

 足引っ張りまくりやん…。


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 ただガラフも諦めない。
 軍を率いて正面から行くとバレるので、飛竜を使って単騎潜入するようだ。
 飛竜は、第1世界ではタイクーン王家にいる1匹を除いて絶滅したっぽいけど、この世界にはいるのね。


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 エクスデス城に潜入し、戦闘しながら進むガラフ。

 途中、エクスデスの部下のギルガメッシュとの戦いになる。強そうな姿と名前だが、あんまり強くない。というかこちらはガラフ1人なので、あんまり強かったら詰んでしまう。
 ギルガメッシュは、「今日のところはこれくらいにしといてやる」とかいうチンピラ風のセリフを吐いて逃げる。


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 ガラフは無事牢屋からバッツ達を救い出し、久々4人パーティになる。
 いやなんか、意外とエクスデス城セキュリティゆるいな…。


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 エクスデス城の西には長い橋がかかっており、「ビッグブリッジ」と呼ばれている。陸路で脱出するには、ここを抜けるしかない。
 しかしそこに、先程戦ったギルガメッシュがまた出てくる。ずっとここで待っていたが、ガラフ達が来るかどうか不安になっていたらしい。なんかちょっと可愛い。


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 さすがにガラフ1人で戦った時に比べて、こちらは4人になっているので、相応にギルガメッシュも強化されている。きちんとプロテス等で味方を強化していかないとそろそろ辛い。
 一定量ダメージを与えると、「急用を思い出したぜ!」と言って逃げ出す。


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 ビッグブリッジをもう少しで抜けられる…というところでエクスデスは城の周りにバリアを張る。橋の反対側からはクルルも迎えに来ていたのだが、バッツ達の脱出はギリギリ間に合わず、弾き飛ばされる。


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 バッツ達は、何やら崖のような所で目を覚ます。ガラフが言うには、ここはグロシアーナ大陸という場所で、凶暴なモンスターがいるらしい。うーん。なんつーかその、別大陸に飛ばされるほどの勢いで弾かれたら、人体粉々になるんじゃないですかね…。仮に頑丈だから大丈夫だったとしても、4人同じ位置に落ちるのも変な気が…。

 それはともかく、ここは別大陸だからか、敵の雰囲気が変わっている。なんかこうキモい敵が多い。


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 少し歩くと、辺境の村ルゴルに着く。
 ここでは、ガラフとバッツが夜の酒場で話をするイベントがある。ガラフが「帰れないと分かっていてなぜ来た…でも嬉しい❤」みたいな事を言い出す。いいって事よ。


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 ルゴルには新しい装備や魔法が売っている。結構高いので、わりとお金が足りなくなる。そこでちょっと周辺で稼ぐ。沼っぽい地形だと、風水士の地形コマンドで「そこなしぬま」が発動するので、倒しやすい。


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 ルゴルから南に行くと、封印城クーザーという建物がある。城とは言うが、王様や住人がいる訳ではなく、恐らく無人だ。


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 無人というか、ここにはモンスターがいる。シールドドラゴンとかいううっとうしい奴で、とにかくうっとうしい攻撃をひたすらしてくる。まともに相手するのはきついので、忍者の「けむりだま」などで逃げてしまおう。


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 この封印城クーザーの地下には、「伝説の封印されて12の武器」がある。シリーズ伝統のエクスカリバーを始めとして、各武器種の最強クラスの武器が12個揃っている。ただし、これを手に入れるには封印を解く石板が必要なので、今はまだ眺めるだけだ。

 しかしこういうのいいね。世界最高の武器が12個一揃いあるって、中二心を非常にくすぐられる。しかも、現時点では手に入らないがその名前や形状がこの時点で分かるって、「早く手に入れたい」ってなるじゃん。そういうところは上手いわ。


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 さて、封印城クーザーはまだ見るだけなのでただの寄り道。
 更に先に進むと、モーグリの森がある。過去作品で言うと、モーグリなんてドーガの館にいっぱいいたりしたから、わりとありふれている存在なのかなと思っていたが、FF5では幻の珍獣扱いらしい。ルゴルの村でも、子供が「モーグリ見たもん」とかトトロみたいな事言ってたし。


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 そのモーグリが、目の前で急に穴に落ちるので、「助けなきゃ」と言って自分達も飛び込む事になる。いやー、どういう展開やねん。まず急に目の前で穴が空く時点でドリフの世界やろ…。

 穴の下は、「地下大河」というダンジョンになっている。川なので、水に入ると結構流される。


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 その出口近辺で、モーグリがティラノサウルスに襲われていたから助ける。
 いや、凄い奴に襲われすぎだろ…。


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 モーグリは最初はバッツ達にも警戒心があったものの、レナが「ほら怖くない」みたいな事を言い出し、打ち解ける。
 その結果、モーグリの村への道順を教えてもらえる。


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 道順と言うのは、実際マップ上でモーグリが歩く姿が見られる。最初デタラメに歩いているのかと思ったが、自分で歩いてみて理由が分かった。このへんにある砂漠には非常に強力なモンスターが出るので、入らない方が良い。そして砂漠を避けるとなると、最初モーグリが歩いたようなグネグネとした進み方になる。


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 モーグリの村には他のモーグリもいる他、家の中には宝箱があるので、ありがたく中身をもらっていく。レナが「ここの物を使っていいって言ってるみたい」って言うから…。ほんとかなあ…。レナちょっと怪しいというか、思い込み激しそうなところあるのよな…。


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 そして実は、モーグリ族はテレパシーを使えるらしく、離れた所にいる仲間と話す事ができる。そしてクルルはモーグリを飼っており、また動物の話を理解できるという特殊能力がある。レナのようななんちゃって会話ではなく、マジで動物が何を言ってるか分かる。
 そういう訳で、村のモーグリ→クルルのモーグリ→クルルという伝達経路で、ガラフ達の居場所がクルルに伝わる。


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 理由は良く分からないけど、こちらの世界の飛竜も衰弱しており、もうほぼ飛べない状態だったらしい。ただ、「ラスト一回だから」という条件で、ガラフ救出のために飛んでもらう。


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 という事で、グロシアーナ大陸に飛ばされた一行は、ガラフやクルルの住むバル城に戻ってこれた。
 ここで兵士達が「ガラフ王」と言っている事から、実はガラフはこっちの世界の王様だったという事が判明する。バッツもビックリしてツッコミを入れていた。


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 元々弱っていて飛べなさそうな飛竜を無理して飛ばしたため、死にそうになっている。
 レナは「飛竜草があれば…」というが、こちらの世界では飛竜草の存在が知られていないらしい。ただもしあるとすれば、飛竜の谷と呼ばれる場所のはずとの事。ただ、そこに入って帰ってきた者はいないようだ。危険すぎるだろ…。


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 という事で次の目標は飛竜の谷なのだが、その前に一稼ぎ。
 バル城の地下に、ちょっとしたダンジョンがある。ここには、「せきぞう」というモンスターがたくさん出てくる。まともに戦うとかなり強いのだが、こいつは元々何かの生き物が石化したとかそういう設定があるらしい。アイテムの「きんのはり」を使ってやると、「あんこくかいき」という現象が起きて消滅する。全てのモンスターがこうなる訳ではないので、こいつは意図的にきんのはりで倒せるようになっているようだ。
 きんのはりはちょっとだけ高めの消耗品ではあるが、こいつらを倒す事によって得られるギルで十分お釣りが来るほど稼げるのと、その他EXPやABPもかなりお得なので、ここでしばらく稼がせてもらおう。


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 きんのはりを99個買って使い切るまで稼ぐ…を何度か繰り返し、ジョブLvが結構上がって来た。もう最終盤の構成を見据えて、重要なアビリティを持っていたり、カンストするのに時間がかかるジョブを中心にセットしている。

 なお、せきぞうはかなり攻撃が強いし、こちらは単にアイテムを使用するだけで倒せるので、全員後列にしている。前作での隊形は、前列2・後列3か、前列3・後列2しか選べなかったが、今作では全員個別に前列か後列かを選べるようになっている。


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 思う存分稼いだので、飛竜の谷に向かおうか。
 まずはバル城の北、ケルプの村に向かう。ここに飛竜の谷に繋がる門があり、それを開けてもらわないといけない。
 で、ケルブの村はウェアウルフ(狼男)の集落である。この世界では、2本足で歩く狼男が普通の存在らしい。第1世界に隕石で来た人の中にウェアウルフがいたが、多分この村の住人だろう。


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 この村の長はケルガーで、どうやらガラフの知り合いらしい。
 だが、バッツ達3人が第1世界から来た事を知ると、「エクスデスの仲間か!」と疑ってかかる。いや勝手に第1世界に封印しといてその言い草はないやろ…。
 とりあえず、「確かめさせてもらう」と言って、ルパインアタックという謎攻撃を繰り出してくる。


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 見事ルパインアタックを見切ったバッツに、ケルガーは敗れる。バッツが「親父に習った技さ」と言うと、「親父の名は?」と聞かれ、「ドルガン」と答えると2人ともビックリする。

 まず、ドルガンはガラフやケルガーと同じ第2世界の人間だ。その3人と、ここにいないゼザというメンバーを加えて、「暁の4戦士」と名乗っていたらしい。そして30年前、第2世界の暗黒魔道士であるエクスデスが、クリスタルを破壊するため第1世界にやってきたので、暁の4戦士はそれを追って来た。


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 エクスデスは不死身らしく、何度攻撃しても復活してくる。仕方なく、この世界にあるクリスタルの力を使ってこの地に封印しようとなった。しかし、ドルガンは最初反対する。「我々の世界の禍根であるエクスデスを、別世界のここに封印していくのか」という当然の意見だ。とは言え、不死身のエクスデスを第2世界に連れ帰るのは困難そうだし、第1世界にはクリスタルがあるから封印もしやすそうだし…という事で最終的にはドルガンも同意し、封印する。

 そしていざ第2世界に帰ろうってなった時に、ドルガンはここに残ると言い出した。恐らく、自分達の世界の悪をここに置いていく事の責任感とかそんなんだろう。他の3人に責任感が無い訳ではないようだが、実はガラフ/ゼザ/ケルガーはそれぞれ王だったり村の長だったりするので、帰らないといけなかったのだろう。
 そうしてドルガンは第1世界に残り、やがてステラと結婚し、バッツが生まれたという訳だ。つまりバッツは第1・第2世界人のハーフという事になる。

 (続く)

  1. 2023/03/02(木) 10:00:00|
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