9月定例会初日
残暑厳しい毎日が続きますが、上越市議会も本日より9月定例会が開催されました。理事者側と議会との論戦が期待された所であり早々に総括質疑が行われました。
先ずは村山市長より提案理由を説明。今議会は決算議会であり主に23年度予算に対して結果を報告するものであります。一般会計の決算額では、歳入総額1,174億1,740万円、歳出総額1,130億6,087万円となり、歳入歳出差引は43億5,653万円で、繰越明許費として平成24年度へ繰り越した財源12億4,143万円を差し引いた実質収支は,31億1,509万円であった。
合併後10年が経過する平成27年度以降は、合併特例措置が段階的に縮小され、「分母」が小さくなる事から、各比率は(経常収支比率・財政健全化判断比率・実質公債比率など)大きく悪化されることが想定されると。
第4次行政改革大綱の取り組み状況についても説明。大綱に掲げた大項目「行財政改革による行財政運営の適正化」及び「市民社会へのアプローチによる新しい公共の創造」の2項目は、平成23年度は概ね順調に進捗したと評価すると。
平成23年度は「『すこやかなまち』づくりへの取り組み」の強化を予算編成の基本方針。第5次総合計画基本計画及び公約に基づく施策の重点化と事業の選択を図り予算配分を行った。「『すこやかなまち』づくりの取り組」の柱となる4つの視点から取り組み内容を説明。
最初は、市民のすこやかな暮らしを実現するための「信頼のおけるセーフティネットの構築」に係る取組。
次に、すこやかな暮らしを営むための「新しい産業・雇用の創出」に係る取組。
次に、すこやかな暮らしを支えるための「生活・都市基盤ネットワークの最適化」に係る取組。
最後に、市民自らが、すこやかな暮らしを育むために必要となる「暮らしを通じた『生きる力』の習得」に係る取組。
以上、「すこやかなまち」づくりに向けた取り組みごとに実施内容を説明し成果があったと。これらが23年度予算に対する総括的な要旨である。
今議会の総括質疑においては、財政調整基金に対する質問が多く出されていた。
財政調整基金とは? 年度間の財源の不均衡をならすための積立金で、地方財政法で設置が義務付けられている基金。財政調整積立金とも言う。取り崩せるのは。
①財源不足時の穴埋め②災害③緊急に必要となった公共事業等やむを得ない場合④財産取得⑤地方債の繰り上げ償還のいずれかに限られる。財政調整基金がない自冶体は、税収が当初見込みを下回っても、基金を取り崩して歳入へ繰り入れられず、決算上の赤字になりやすい。
当市はそんなことはないのですが、今回の3月7日に発生した板倉区・国川の大規模地滑り等に復旧費として繰り出したものである。(その他もろもろありますが)
初日としては、総括質疑に会派を(一人は無所属)代表して4名の議員が演壇に立ち市長他と論戦を繰り広げました。明日からも目が離せない上越市議会であります。どうか市民の皆さん全国の皆さん(ネット中継あり)テレビなどをご覧になってください。
先ずは村山市長より提案理由を説明。今議会は決算議会であり主に23年度予算に対して結果を報告するものであります。一般会計の決算額では、歳入総額1,174億1,740万円、歳出総額1,130億6,087万円となり、歳入歳出差引は43億5,653万円で、繰越明許費として平成24年度へ繰り越した財源12億4,143万円を差し引いた実質収支は,31億1,509万円であった。
合併後10年が経過する平成27年度以降は、合併特例措置が段階的に縮小され、「分母」が小さくなる事から、各比率は(経常収支比率・財政健全化判断比率・実質公債比率など)大きく悪化されることが想定されると。
第4次行政改革大綱の取り組み状況についても説明。大綱に掲げた大項目「行財政改革による行財政運営の適正化」及び「市民社会へのアプローチによる新しい公共の創造」の2項目は、平成23年度は概ね順調に進捗したと評価すると。
平成23年度は「『すこやかなまち』づくりへの取り組み」の強化を予算編成の基本方針。第5次総合計画基本計画及び公約に基づく施策の重点化と事業の選択を図り予算配分を行った。「『すこやかなまち』づくりの取り組」の柱となる4つの視点から取り組み内容を説明。
最初は、市民のすこやかな暮らしを実現するための「信頼のおけるセーフティネットの構築」に係る取組。
次に、すこやかな暮らしを営むための「新しい産業・雇用の創出」に係る取組。
次に、すこやかな暮らしを支えるための「生活・都市基盤ネットワークの最適化」に係る取組。
最後に、市民自らが、すこやかな暮らしを育むために必要となる「暮らしを通じた『生きる力』の習得」に係る取組。
以上、「すこやかなまち」づくりに向けた取り組みごとに実施内容を説明し成果があったと。これらが23年度予算に対する総括的な要旨である。
今議会の総括質疑においては、財政調整基金に対する質問が多く出されていた。
財政調整基金とは? 年度間の財源の不均衡をならすための積立金で、地方財政法で設置が義務付けられている基金。財政調整積立金とも言う。取り崩せるのは。
①財源不足時の穴埋め②災害③緊急に必要となった公共事業等やむを得ない場合④財産取得⑤地方債の繰り上げ償還のいずれかに限られる。財政調整基金がない自冶体は、税収が当初見込みを下回っても、基金を取り崩して歳入へ繰り入れられず、決算上の赤字になりやすい。
当市はそんなことはないのですが、今回の3月7日に発生した板倉区・国川の大規模地滑り等に復旧費として繰り出したものである。(その他もろもろありますが)
初日としては、総括質疑に会派を(一人は無所属)代表して4名の議員が演壇に立ち市長他と論戦を繰り広げました。明日からも目が離せない上越市議会であります。どうか市民の皆さん全国の皆さん(ネット中継あり)テレビなどをご覧になってください。