こんにちは、筋肉料理人です。
今の季節、こちら九州、有明海周辺の美味しいものに「芝えび」があります。殻が柔らかい、小さなエビで、唐揚げ、かき揚げ、煮物などにすると美味しいです。
150gで200円位。
芝エビって名前の由来は昔、東京湾の芝浦界隈で捕れてたかららしく、こちらではマエビって呼ばれる方が多いかな?一番簡単なのは唐揚揚げ。高温の油で頭、殻付きのままカリカリに揚げ、塩を振って食べるのが簡単で美味しいですが、これをすると揚げ油が一気に汚れちゃいます。だから、頭だけ取って薄い衣をつけ、かき揚げにすると油が汚れず、しかも美味しく食べられます。後は普通に煮物ですね。煮物は頭突きでも無しでもOK。殻付きで薄めの味付けで煮ます。こちらではだいたい、この三種類の食べ方が多いです。今日はお酒の肴向けに、ちょっと変わった食べ方で行きます。
芝えび(マエビ)のパセリガーリック炒め芝えびを刻みニンニク、タカノツメ、刻みパセリと一緒にフライパンで炒める、地中海風料理です。にんにく、タカノツメ、オリーブ油ですから
ペペロンチーノ、もしくは
アヒージョって感じの料理です。魚介類ととっても相性のいい組み合わせですから、新鮮な芝えびを美味しくしてくれると思います。
その芝海老ですが、殻ごと、そのまま料理してOKなんですが、エビですから角と尾ひれにトゲがあるんです。これが口に刺さると痛いので、料理する前に取り除きます。取り除くと言っても、摘んで折るだけですけどね。
目の上にツノがある。
尾ひれにもトゲあります。
これらを取ったほうが、食べる時に「あいた~」って思わなくて済みます。
材料 2人分
芝えび(マエビ) 150g
にんにく 1かけ
タカノツメ 1/2~1本
パセリ 5g
オリーブオイル 大さじ3
サラダ油 大さじ3
日本酒 大さじ3
塩 適量
作り方
1)芝えびに日本酒をかけ、ザルにあげて水気を切ります。
キッチンペーパーを何枚か重ねた上に芝えびをのせ、水気を吸い取らせます。
2)にんにく、パセリは細かいみじん切りにします。
タカノツメは種を取り、キッチンハサミで細かい輪切りにします。
3)フライパンにサラダ油を入れ強火にかけます。熱くなったら1)の芝えびを入れ、手早く炒めます。
水分が跳ねるので、フタで油をガードしながら炒めます。
時間にして1~2分位です。フライ返しで返しながら炒めます。炒めたら、一旦、フライパンから取り出し、フライパンに残ったサラダ油をキッチンペーパーで拭き取ります。
4)同じフライパンにオリーブオイル、にんにく、タカノツメを入れて中火にかけます。
にんにくがから泡が出て、色が変わる前に火を消し、エビとパセリを入れ、熱いうちに和えましょう。
しっかり混ざったら軽く塩をふり、皿に盛りつけてできあがりです。
「芝えび(マエビ)のパセリガーリック炒め」の完成です~
香ばしく、しかも中身はジューシーなまま炒められた芝えびに、ピリッと辛いガーリックオイルが絡んで美味しいですよ~芝えびは殻が柔らかいので、最初に高温のサラダ油で表面を一気に炒め、一度フライパンからあげて、その後にガーリックオイルと絡めるのが第一のポイント。第二のポイントはにんにくの色が変わる前に火を消すことですね。にんにくが焦げて苦味が出る前に火を消してエビを絡めます。これで美味しくないますよ~
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