じょう【丈】
じょう〔ヂヤウ〕【丈】
読み方:じょう
[名]
1 尺貫法の長さの単位。10尺。1丈は、曲尺(かねじゃく)で約3.03メートル、鯨尺で約3.79メートル。
3 「杖(じょう)2」に同じ。
[接尾]
じょう【上】
読み方:じょう
[音]ジョウ(ジャウ)(呉) ショウ(シャウ)(漢) [訓]うえ うわ かみ あげる あがる のぼる のぼせる のぼす
〈ジョウ〉
1 位置がうえ。高いほう。「上空・上体・上段/屋上・海上・机上・頭上・地上・頂上・天上・路上」
2 時間・順序が先のほう。「上刻・上述・上旬・上代・上編/如上・同上」
3 価値・程度がうえ。すぐれている。「上位・上策・上質・上手(じょうず)・上等・上品/極上・最上・至上」
4 地位・身分が高い。上の人。「上意・上官・上司・上覧/主上・長上・下剋上(げこくじょう)」
5 ある場所の範囲を漠然とさす語。「史上・紙上・身上・世上・席上・途上」
6 ある事柄を取り出して範囲を限定する語。「規則上・教育上・都合上」
7 上のほう、高いほうへ移動する。あがる。のぼる。「上昇・上陸/炎上・逆上・向上・参上・浮上・北上」
8 上の人・機関に申し出る。たてまつる。差し出す。「上告・上書・上訴・上納/運上・啓上・献上・進上・奏上・返上」
10 おおやけの場に出す。のぼす。のせる。「上映・上演・上場・上程」
じょう〔ジヤウ〕【上】
読み方:じょう
[名]
1 質の程度・価値・等級・序列などが高いこと。標準よりすぐれていること。また、その記号にも使う。「中の—の生活」「握りずしの—をたのむ」⇔下。
2 本を2冊または3冊に分けたときの、第1冊。上巻。「—の巻」⇔下。
4 進物などの包み紙に書く語。「奉る」「差し上げます」の意。
[接尾]名詞に付いて、…に関して、…の面で、…の上で、などの意を表す。「一身—の都合」「経済—の理由」「行きがかり—そうせざるを得なかった」
じょう【×丞】
じょう【×丞】
じょう【乗〔乘〕】
読み方:じょう
[音]ジョウ(呉) [訓]のる のせる
1 乗り物にのる。「乗員・乗客・乗降・乗車・乗馬・乗用/騎乗・搭乗・同乗・分乗」
4 掛け算をする。掛け算。「乗除・乗数・乗法/三乗・相乗・累乗」
[名のり]あき・しげ・のり
じょう【乗】
じょう【×仗】
じょう【冗】
読み方:じょう
じょう【判=官】
じょう【剰〔剩〕】
じょう【城】
読み方:じょう
〈ジョウ〉
1 城壁を巡らした町。天子や王の居所。都市。「城市/王城・宮城・都城」
2 防備のために堅固に築いた建造物。しろ。とりで。「城塞・城主/牙城・居城・古城・築城・長城・本城・名城・落城・籠城(ろうじょう)」
[名のり]き・くに・さね・しげ・なり・むら
じょう〔ジヤウ〕【城】
じょう【場】
読み方:じょう
[音]ジョウ(ヂャウ)(呉) [訓]ば
〈ジョウ〉
1 何かが行われる所。「場外・場内・場裏/会場・開場・漁場・劇場・式場・出場・戦場・退場・登場・道場・農場・満場・浴場・来場・試験場」
じょう〔ヂヤウ〕【場】
読み方:じょう
場所。会場。
じょう【壌〔壤〕】
じょう【▽娘】
じょう【嬢〔孃〕】
読み方:じょう
じょう〔ヂヤウ〕【嬢/▽娘】
じょう【定】
じょう〔ヂヤウ〕【定】
読み方:じょう
[名]
「『ろおれんぞ』のいる方へ眼づかいをするが—であった」〈芥川・奉教人の死〉
4 仏語。精神を集中して心を乱さないこと。三昧(さんまい)。禅定。
5 弓の弦の中心を麻で巻いて太くし矢筈(やはず)をかけるところ。さぐり。
6 (限度・範囲の意から転じて、接続助詞的に用いて)…であるものの。…とはいうものの。
「小兵といふ—十二束三伏(みつぶせ)弓は強し」〈平家・一一〉
[副]必ず。きっと。
じょう【▽尉】
じょう【×帖】
じょう〔デフ〕【×帖】
読み方:じょう
[名]折り本。折り手(で)本。また、屏風(びょうぶ)など折り本ふうに仕立てたもの。
1 折り本・屏風・盾(たて)や僧の袈裟(けさ)などを数えるのに用いる。「宇治十—」
3 紙・海苔(のり)などをひとまとめにして数えるのに用いる。美濃(みの)紙は48枚、半紙は20枚、ちり紙は100枚、海苔は10枚を1帖とする。
4 「畳(じょう)」に同じ。「六—間」
じょう【常】
読み方:じょう
[音]ジョウ(ジャウ)(呉) [訓]つね とこ とわ とこしえ
〈ジョウ〉
1 いつも変わらない。いつも同じ状態が続くこと。「常時・常任・常備・常用・常緑樹/経常・恒常・通常・日常・非常・平常・無常」
[名のり]つら・とき・ときわ・のぶ・ひさ・ひさし
じょう【情】
読み方:じょう
〈ジョウ〉
1 物事に感じて起こる心の動き。気持ち。「情熱・情念/感情・苦情・激情・私情・純情・叙情・心情・表情」
2 思いやり。なさけ。「温情・厚情・同情・人情・薄情・非情・友情」
3 異性を慕う心。男女の愛。「情交・情死・情事・情欲/色情・恋情」
4 物事の実際のありさま。「情況・情景・情状・情勢・情報/下情・国情・事情・実情・政情・陳情・敵情・内情」
5 そのものから感じられるおもむき。味わい。「情趣/詩情・余情・旅情」
[名のり]さね・もと
じょう〔ジヤウ〕【情】
読み方:じょう
1 物に感じて動く心の働き。感情。「憂国の—」「好悪の—」「知—意」
2 他人に対する思いやりの気持ち。なさけ。人情。「—の深い人」「—にもろい」
4 意地。
じょう【成/盛/静】
じょう【×掾】
じょう【×擾】
じょう【×攘】
じょう【×杖】
じょう〔ヂヤウ〕【×杖】
じょう【条〔條〕】
読み方:じょう
[音]ジョウ(デウ)(呉) [訓]すじ
2 すじ。すじ状のもの。「条痕(じょうこん)/軌条・索条・線条・鉄条・発条(はつじょう)」
5 一筋ずつ書き並べた文。「条件・条項・条文・条約・条例/箇条・教条・玉条・信条・前条・逐条」
[名のり]え・えだ・なが
じょう〔デウ〕【条】
読み方:じょう
[名]
1 箇条書きにした一つ一つの項目。条項。「—を追って審議する」
2 …のこと。…の件。「先般お申し越しの—、承知いたしました」
3 接続助詞的用法。
㋐…によって。…の故に。現代文では候文の手紙などに用いる。「殊勝に候—、差し許すべく候」
㋑(「とは言い条」の形で)…ものの。…ても。「天候のせいとは言い—配達が遅れて申し訳ない」
[接尾]
じょう【浄〔淨〕】
じょう【状〔狀〕】
読み方:じょう
2 物事の様子。「状況・状態/異状・窮状・行状(ぎょうじょう)・原状・現状・罪状・実状・情状・性状・敵状・名状・病状」
3 様子や次第を記した文書。「賀状・回状・書状・賞状・訴状・免状・令状・礼状・連判状」
[名のり]かた・のり
じょう〔ジヤウ〕【状】
じょう【畳〔疊〕】
じょう〔デフ〕【畳】
じょう【×穣〔穰〕】
じょう【縄〔繩〕】
じょう【蒸】
じょう〔ヂヤウ〕【×諚】
じょう【譲〔讓〕】
じょう【醸〔釀〕】
じょう【錠】
じょう〔ヂヤウ|ジヤウ〕【錠/▽鎖/×鏁】
読み方:じょう
[名]
1 他人に開けられないように、ドア・引き出し・金庫などに取り付け、鍵(かぎ)で開閉する装置。「—を掛ける」「—をはずす」
[補説] 1は本来「鎖」であるが、後世「錠」の字を当てるようになった。
じょう【×饒】
じょう
方言 | 意味 |
じょう | 沢山(たくさん)・余分・余計。不足なく余(あま)るほどというわけで,「剰(じょう)」,または,「上(じょう))」が当てられたものらしい。 例 「じょうに,いた(たくさんください)。」 |
じょう
叞
叞 |
|
掾
掾 |
「じょう」の例文・使い方・用例・文例
- 疲れているようだけどだいじょうぶですか
- 彼は心配そうに「だいじょうぶかい」と言った
- このサルは長いしっぽを使ってじょうずに木登りができる
- その日本人の少年はフランス語が話せる,しかもとてもじょうずにね
- あなた、だいじょうぶ?
- マイケルはビルよりもじょうずに泳げます。
- だいじょうぶですか
- だいじょうぶですか?
- だいじょうぶなの?
- 相手が気に入るようなことを言ったりして、気を引くのがじょうずである。
- 「・・・おい・・・おい、先生!」「え?・・・あ、ああ」「マジだいじょうぶ?休講にしたら?」
- 「ぼくだいじょうぶ?」といわれました。 「だいじょうぶ」とこたえました。
- 冷凍食品をじょうずに利用している主婦が多い。
- 由香はアリスよりじょうずにタイプを打ちます。
- 母は料理がじょうずです。
- 彼女は私の言葉をじょうだんと受け取った。
- 彼女はチアガールの中で最もじょうずに踊ることができる。
じょうと同じ種類の言葉
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