おおやけとは? わかりやすく解説

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おお‐やけ〔おほ‐〕【公】

読み方:おおやけ

《「大宅(おおやけ)(大きな家)」の意から、皇居天皇朝廷、さらに公共の意に転じた語》

【一】[名]

政府官庁また、国家。「—の機関」「—の費用

個人立場離れて全体にかかわること。社会公共世間。「—のために尽くす」⇔私(わたくし)。

表だつこと。表ざた。「—の場に持ち出す」「事件が—になる」

天皇皇后。または中宮

「おほかたの御心ざま広う、まことの—とおはしまし」〈栄花月の宴

朝廷

「—の宮仕しければ」〈伊勢・八五〉

【二】[名・形動ナリものの見方扱い方などが偏っていないこと。また、そのさま。公平。公正。

「詞うるはしく、論—なり」〈難波物語


おお‐やけ〔おほ‐〕【大宅】

読み方:おおやけ

【一】[名]大きな家。富裕な家。資産家金持ち

「また小林という—もあった」〈中野重治梨の花

【二】形動近世語富裕なさま。

「こなたは—な事でござれば」〈虎寛狂・米市


公宅

名字 読み方
公宅おおやけ
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

公宅

読み方
公宅おおやけ

大宅

読み方
大宅おおやけ

(おおやけ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 14:44 UTC 版)

(こう)は、古代中国語では個々に細かく分かれた「」を包括した全体を意味する語である。また、一部に偏らないという意味を含む。このことから「公平」という熟語を生ずる。


  1. ^ 朱芳圃 『殷周文字釈叢』 中華書局、1962年、94-95頁。
    方述鑫 「甲骨文口形偏旁釈例」 『古文字研究論文集』 四川人民出版社、1982年。
    徐中舒主編 『甲骨文字典』 四川辞書出版社、1989年、71-72頁。
    季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、86-87頁。
  2. ^ 信玄公(武田家)ゆかりの場所(甲府市公式サイト)、黄門さま(茨城県常陸太田市公式サイト)「徳川光圀公」の表記あり。



おおやけ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 08:22 UTC 版)

語源

古典日本語おほやけ」 < 「おほ」(大) + 「やけ」(宅)

名詞

おおやけ

  1. 政府官庁
  2. 個人としてではなく組織世間一般関わること。
  3. 表立つこと。

発音(?)

お↗ーやけ


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