Mid/Side分離ルーティング
<訂正:2010/10/11>
見事間違ってました。すみません(元には戻っていたけど、よく理解しないままをトラックを節約しようとした結果、「Mid」で鳴っている音声がただの「L◇R」になっていた)。今更だけど、訂正したプロジェクトファイル(REAPERv0.999用)を上げておきます。
プロジェクトファイルの使い方は、 Tr1 に意中の 2mix ファイルを読み込ませ、「Mid/Side」もしくは「Left Channel/Right Channel」に EQ やコンプなど、好きなプラグインを立ち上げて調整するだけ。個別に音を確認したい場合は、そのトラックのソロボタンを点灯させ、I/O でマスターへのセンドにチェックを入れる(確認し終わったらそのチェックを外す)。尚、ここでは一旦復元トラックを噛ませ、そこからマスターに送っているが、「Mid/Side」もしくは「Left Channel/Right Channel」から直接マスターに音声を送る場合、復元トラック「Re-L/R」は必要ありません。「左チャンネル◇右チャンネル」は「L◇R」 で表現。さらに詳しい内容はここに書きました。
▼タイプ1(「S◇S」)(MidSide2_v1.RPP)
Tr1→2mix(←ステレオファイル「L◇R」を読み込ませる。L抜き出し用)
Tr2→2mix(Tr1≫「L◇R」 R抜き出し用)
Tr3→Mid(「L◇R」をモノラルmixで受け取り→M)
Tr4→Side(「L◇L」-「R◇R」=2S→-6dBでSに)
Tr5→Left Channel(M+S=L→パンを左に振って「L◇0」 Tr7 へ)
Tr6→Right Channel(M-S=R→パンを右に振って「0◇R」 Tr7 へ)
Tr7→復元(Tr5&6≫「L◇R」→マスターへ)
▼タイプ2(「S◇-S」)(MidSide2_v2.RPP)
Tr1→2mix(←ステレオファイル「L◇R」を読み込ませる)
Tr2→2mix(Tr1≫「L◇R」 モノラルmix抜き出し用)
Tr3→Mid(「L◇R」をモノラルmixで受け取り→M)
Tr4→Side(「L◇R」-「M◇M」=「S◇-S」)
Tr5→復元(Tr3&4≫「M◇M」+「S◇-S」=「L◇R」→マスターへ)
===================↑訂正ここまで====================
現実逃避も兼ねて、再びREAPERの話題。
マスタリングの際に、Mid/Side其々の
成分を分けて別個にコンプやEQを掛ける
手法があるらしいことを知った。
それでネット上の情報を参考にして
一旦Mid/Sideの成分を別々に分離し、
それから其々を混ぜ合わせて元に戻す
ルーティングのプロジェクトを作ってみた。
以下そのルーティングの手順。
1. tr1の元音源にtr2からRを逆相に
したものをぶつけてR成分を相殺し、
それをモノラルにしてtr4の「Side」に送る。
2. tr5の「Left」に、tr3の元音源を
モノラルにした「Mid」とtr4の「Side」
を送って混ぜ合わせ、パンを左に振る。
3. 同じくtr6の「Right」にtr3から
「Mid」とtr4の「Side」を逆相にしたもの
を送って混ぜ合わせ、パンを右に振る。
※予めtr1-3にミックスダウンしたファイル
をセットし、tr5とtr6だけをマスターに
送るセッティングをして置く。
------------
これで一応元通りの音に戻っている
様な気がするんだけど、どうだろう。
このルーティングで合っているのかどうか
の自信は全くないが、一応参考として
プロジェクトファイルを置いておくことにする。
MidSide.RPP
使い方は、先ずトラック1~3にミックスダウン
した同一ファイルをセットし、後は「Mid」と
「Side」にそれぞれコンプやEQを仕込んだり、
必要に応じて音量を調節したりするだけ。
VSTで其々の成分を別々に調節することが出来る
ものもあるが、こうやって一旦其々を分離すると
より自由にそれを弄ることが可能になる。
まあルーティングが正しければの話だが。
間違ってたらごめん。
***
因みに、このルーティングを使って其々
別個にコンプを入れ、さらにマスターにも
リミッターを入れて音圧を上げてみた。
曲を作る気力がないのでファイルは以前に
使ったものの使い回し。音源はMSGS。
batta20070220.mp3(処理前)
batta_ms.mp3(処理後)
この方法を使うと簡単に音圧を稼げる。
その是非はともかくとして。
見事間違ってました。すみません(元には戻っていたけど、よく理解しないままをトラックを節約しようとした結果、「Mid」で鳴っている音声がただの「L◇R」になっていた)。今更だけど、訂正したプロジェクトファイル(REAPERv0.999用)を上げておきます。
プロジェクトファイルの使い方は、 Tr1 に意中の 2mix ファイルを読み込ませ、「Mid/Side」もしくは「Left Channel/Right Channel」に EQ やコンプなど、好きなプラグインを立ち上げて調整するだけ。個別に音を確認したい場合は、そのトラックのソロボタンを点灯させ、I/O でマスターへのセンドにチェックを入れる(確認し終わったらそのチェックを外す)。尚、ここでは一旦復元トラックを噛ませ、そこからマスターに送っているが、「Mid/Side」もしくは「Left Channel/Right Channel」から直接マスターに音声を送る場合、復元トラック「Re-L/R」は必要ありません。「左チャンネル◇右チャンネル」は「L◇R」 で表現。さらに詳しい内容はここに書きました。
▼タイプ1(「S◇S」)(MidSide2_v1.RPP)
Tr1→2mix(←ステレオファイル「L◇R」を読み込ませる。L抜き出し用)
Tr2→2mix(Tr1≫「L◇R」 R抜き出し用)
Tr3→Mid(「L◇R」をモノラルmixで受け取り→M)
Tr4→Side(「L◇L」-「R◇R」=2S→-6dBでSに)
Tr5→Left Channel(M+S=L→パンを左に振って「L◇0」 Tr7 へ)
Tr6→Right Channel(M-S=R→パンを右に振って「0◇R」 Tr7 へ)
Tr7→復元(Tr5&6≫「L◇R」→マスターへ)
▼タイプ2(「S◇-S」)(MidSide2_v2.RPP)
Tr1→2mix(←ステレオファイル「L◇R」を読み込ませる)
Tr2→2mix(Tr1≫「L◇R」 モノラルmix抜き出し用)
Tr3→Mid(「L◇R」をモノラルmixで受け取り→M)
Tr4→Side(「L◇R」-「M◇M」=「S◇-S」)
Tr5→復元(Tr3&4≫「M◇M」+「S◇-S」=「L◇R」→マスターへ)
===================↑訂正ここまで====================
現実逃避も兼ねて、再びREAPERの話題。
マスタリングの際に、Mid/Side其々の
成分を分けて別個にコンプやEQを掛ける
手法があるらしいことを知った。
それでネット上の情報を参考にして
一旦Mid/Sideの成分を別々に分離し、
それから其々を混ぜ合わせて元に戻す
ルーティングのプロジェクトを作ってみた。
1. tr1の元音源にtr2からRを逆相に
したものをぶつけてR成分を相殺し、
それをモノラルにしてtr4の「Side」に送る。
2. tr5の「Left」に、tr3の元音源を
モノラルにした「Mid」とtr4の「Side」
を送って混ぜ合わせ、パンを左に振る。
3. 同じくtr6の「Right」にtr3から
「Mid」とtr4の「Side」を逆相にしたもの
を送って混ぜ合わせ、パンを右に振る。
※予めtr1-3にミックスダウンしたファイル
をセットし、tr5とtr6だけをマスターに
送るセッティングをして置く。
------------
これで一応元通りの音に戻っている
様な気がするんだけど、どうだろう。
このルーティングで合っているのかどうか
の自信は全くないが、一応参考として
プロジェクトファイルを置いておくことにする。
MidSide.RPP
使い方は、先ずトラック1~3にミックスダウン
した同一ファイルをセットし、後は「Mid」と
「Side」にそれぞれコンプやEQを仕込んだり、
必要に応じて音量を調節したりするだけ。
VSTで其々の成分を別々に調節することが出来る
ものもあるが、こうやって一旦其々を分離すると
より自由にそれを弄ることが可能になる。
まあルーティングが正しければの話だが。
間違ってたらごめん。
***
因みに、このルーティングを使って其々
別個にコンプを入れ、さらにマスターにも
リミッターを入れて音圧を上げてみた。
曲を作る気力がないのでファイルは以前に
使ったものの使い回し。音源はMSGS。
batta20070220.mp3(処理前)
batta_ms.mp3(処理後)
この方法を使うと簡単に音圧を稼げる。
その是非はともかくとして。
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