REAPER:センド画面の見切れ問題がVer5でついに解決
ReaperのVer5が正式発表された。そして今回のアップデートで、日本語環境でのユーザーをかねてから悩ませてきたセンド画面の見切れ問題もようやく解決することになった。
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ただし単にアップデートしただけでは直らない。言語パック内で「5CA1E00000000000=」を使い、横と縦の大きさを指定して自分で修正する必要がある。しかし面倒なことは何もない。修正済みの言語パックをここに置いておくので、後はこれをReaperにD&Dしてインストールし、立ち上げ直せばよいだけ。
English [JA].ReaperLangPack
また、このファイルではセンド画面以外の部分も修正している。実際に修正した箇所は以下の通り。
[DLG_121] ; IDD_ABOUT
5CA1E00000000000=1 1.2
[DLG_128] ; IDD_PREFERENCES
5CA1E00000000000=1 1.1
[DLG_174] ; IDD_DOCK
5CA1E00000000000=1 1.3
[DLG_206] ; IDD_AUXSENDCTL_CHILD3
5CA1E00000000000=1 1.2
[DLG_243] ; IDD_SCREENSETS
5CA1E00000000000=1 1.3
[DLG_456] ; IDD_PROJBAY
5CA1E00000000000=1 1.3
[explorer_DLG_101] ; IDD_MAIN
5CA1E00000000000=1 1.2
これによって以下のように変更される。
- メイン・ドック
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- サブ・ドック
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- プロジェクト・ベイ
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- スクリーンセット/レイアウト画面
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- プリファレンス(代わりに無駄な余白が出来てしまった)
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- About Reaper
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- メディア・エクスプローラー
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残念ながら、フォントやReaPlugsの問題を解決する方法は見つけられなかった。
因みに言語パックのテンプレートは下記URLの「template language pack」から飛べるページでダウンロード出来る。実際に使用したことは無いが、複数の言語パックを結合するためのツールなどもある模様。
http://www.cockos.com/reaper/langpack/index.php#langpack_dev
コメント
個人的に良かったのは、MIDIエディタ上にもマーカーが表示されるようになったこと、VCAグループ機能が追加されたこと、VST3が使用可能になったこと、あたりでしょうか。
後はReaScript周りが強化されたらしく、そのせいもあってかVer.5以降用の興味深い拡張が幾つか発表されています。それらに関してはまた気が乗れば紹介したいと思います。
Ver.4の最新版使ってますけどVer.5への移行はまだ急がないでもよさそうですね。
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REAPER関係は本当にためになります。
Ver.5のおすすめの新機能などがありましたら、また記事にして頂けるとありがたいです。