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ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

怨嗟のための弦楽四重奏

珍しく5分以上の本格的(?)な曲を投入。
といっても今はもう曲を作る気力なんて無いので、
これもまた数年前に作ったものだけど。

怨嗟のための弦楽四重奏~ゆっくりと、
真綿で締め付けられるような速さで
(5分29秒)

◎使用サウンドフォント:SGM-V2beta
(長らくダウンロード出来なくなっていた
のが漸く出来るようになったよ!)
--------

これが自分なりの猟銃のぶっ放し方。

もしくは、道徳を騙しの道具として使用し、尚且つ
それによる罪悪感で他者の感覚を縛って自由を奪い、
そうやって出し抜くことで社会的成功を収めて
おきながら、その成功で以って自身は「道徳的」
であると担保されたと勘違いしている人間達、
といっても特定の誰かではなく、そういう自分に
とって都合の良い勘違いを抱かなければその
集団に於いて成功を収めることが出来ないという
奇妙な習性を持った「人間」という種の資質自体に
対する呪いの儀式の産物。

…にしては少々曲調が甘味過ぎる気もするが。

 ***

それにしても弦カルの調整めんどくさ過ぎ。
ポリフォニックな曲なので余計に難儀する。
どうも全ての旋律を強調し過ぎてのっぺりとした
コード弾きみたいになってしまった感もあるが、
もうこれ以上どうにもならなさそうなので
ここら辺で完成したことにしておく。

デアゴスティーニのアレ

DTMを学べる「週刊マイミュージックスタジオ」、
デアゴスティーニが創刊
(ITmediaニュース)

楽曲制作ソフト「Singer Song Writer」を使って
DTMを学べる週刊誌を、デアゴスティーニが創刊する。
全80号で、創刊号は490円、2号以降は1190円。
------------

コレ、以前に一部地域でテスト販売され、
創刊号にはVST版のVSCが付いているという
ことでネットでちょっとした話題になっていた
みたいなんだけど、この正式版にもちゃんと
VSCは付いてくるのだろうか。

もし付いてくるのなら即買いなんだけどなあ。
なんせ490円だし。

VSCは音自体はSCシリーズをモヤモヤにした
様な感じで大したものではないんだけど、あると
結構便利で、実際自分もWIN98の時はよく使っていた。

しかし自分が使っていたVSCはOEM製だった為
アップデート出来ず、XPでは使えなくなって
なんとなく寂しい思いをしていた所だったので、
これが事実ならばこんなに有り難いことはない。

そもそも、今VSCを単独で買うと7,000円近くの
値段がする訳で(但し、そちらはスタンドアロン
版とのセット)、VST版のみといえども、もしその
価格でそれが入手できるのならば破格と言っても
差し支えのない安さだ。これを見逃す手はないだろう。

まあまだ真偽の程は確かではないし、もしかして
機能制限等が付いていたりするという可能性も
考えられるが、ちょっと期待したいところ。

但し、この企画自体は「50号まで集めると
(SSWの)全機能が使えるようになる」とあるが、
50号まで全て揃えると58,800円にもなってしまう
ので余りお得感はない。

でもあとの残りの30号は何なんだろう。
(30号全て揃えると35,700円)

 ***

それはそうと、今でこそこのデアゴスティーニ
という会社は、他社もこぞって真似をする様な
パートワーク商法を日本に持ち込んだ先駆け的
存在として何かメジャー感すら漂わせているが、
昔は結構胡散臭い商売をしていたことが
あったのを知っているだろうか。

それは「TheClassicCollection」というシリーズ。
これは、小冊子と音源(CD)で以ってクラシック
の様々な名曲を紹介していくというシリーズなの
だが、そこについている音源が曲者で、所謂幽霊
演奏家が演奏(?)するものばかりだった。

幽霊演奏家というのは何かと言うと、どこかから
勝手に音源を持ってきて(或いは買い付けて)、
その音源に適当な演奏家名を付けて販売されている
パチもんCDに表記されている実際には存在しない
架空の演奏家名のこと※1

古文書の文献によると、その昔、一部のコアな
クラシックマニアの間では、それらがパチもんCD
であると知っていながら敢えて購入し、その演奏
が本当は誰のものであるかということを当て合って
お互いの知識や耳の確かさを競い合うという、
如何にも貴族的で酔狂な遊戯が流行したという
記録が残っている(嘘)。

しかし、あの時はまだ著作権云々という話も
まだ今ほど世間に浸透していなかったんだなあ、
と思うと中々感慨深いものがある。

因みに、現在クラシックの音源に関しては、
激安廉価版レーベルBrilliant Classicsなどの
登場もあって、よっぽどマイナーな曲でもない限り、
ちゃんと権利関係がクリアされたものがかなりの
低価格で入手できる(代理店が変わったNAXOSを
始め、最近はじわじわと値上がりし始めているが)。

自分がクラシックを聴き始めたのも、このジャンル
のCDが安価で入手し易いということが一つの
動機にもなっている。
(といいつつ、BrilliantレーベルのCDは
余り持っていなかったりするが)


※1 幽霊演奏家に関しては下記のホームページ
に詳しく書かれている。ショルツって実在して
たのか。自分も一枚持っている。これを見ると
デアゴスはむしろ被害者という可能性も無き
にしも非ず?
参考資料:安田の部屋→「資料室」
→「廉価盤CDの楽しみ」

免許更新の手続き

に行って来た。

期間が限られているので早いうちに済ませて
おかなければと思いながら、中々勇気を出せず
悶々としているうちにもうかなりの日数が
過ぎ去ってしまっていた。

今日も朝から、
「ああ、行かなければならないなあ」
と思いつつ、気が付いたらもう受付終了時間
まであと一時間足らずしか残っていない。

一瞬、もう今日は諦めて明日にするか…、と諦め
かけたものの、取り敢えずこの目の前のミッション
を早く片付けてしまわないと明日もまたこんな
気持ちで一日を過ごさなければいけないことになる。
それはごめんこうむりたい。

しかも、今のこの機会を逃すともう二度とその
チャンスがやってこない様な気までしてきた。
「この機会を逃すな!とにかく早く済ませてしまうんだ」

そう自分に言い聞かせて急いで身支度をし始めるが、
身に着けようとした時計の針が、報道バラエティーの
コメンテイターばりにいい加減な、明らかに現実とは
異なる出鱈目な妄想時間を表示しているじゃないか。

「くそっ、こんな時に故障かよ!」

時間を確認出来ないという状況がますます不安を
募らせる。だが、今から急いで行けば何とか間に合う
筈だ、とその不安を払いのけるようにして家を出る。

もう夕方ではあるが、まだ外は明るい。
「結構人が多いなあ…」

自分が普段外へ出る時は、もう完全に日が暮れて
からか、もしくは土日に最寄り駅から街の中心部
に出るかのどちらかで、平日のまだ日が暮れない
うちに家を出るのはもう何年ぶりだろう。

いつもの外出時とは異なる慣れない雰囲気に、
何か言い知れぬ恐怖感の様なものが腹の底
からジワジワと込み上げてくる。

気のせいか、すれ違う人間すれ違う人間、皆自分
のことを不信げな目つきで見ている様な気がする。
いや、実際不審者だと思われているのかもしれないが。

しかし、もしそれが自分の知っている人間であり、
お互いがそのことに気付くようなことがあれば
危機的な状況にも陥りかねないので、とにかく
意地でもすれ違う人間と目を合わさないよう
にしながら急いで自転車を漕ぎ続ける。

案の定向かい風が行く手を阻み、家を出て
ものの五分もしない内に息が上がって来た。
とはいえ、ゆっくり漕いでいては間に合わない
可能性もあるので力を緩める訳にはいかない。

だがその甲斐あって、なんとか受付終了
時間までに最寄の警察署に出頭…
じゃなくて辿り着くことが出来た。

そして手続きに入り、言われた通りに、
凶悪事件の報道で横に表示されていたならば
誰もが納得するであろう負のオーラに満ちた
犯人顔がプリントされた証明写真を手渡す。

すると係りの女性がそれを所定の大きさに切り、
再びその写真をこちらへ差し出し、「裏に撮影
した日時を書いて下さい」と言ってきた。

え、撮影した日?そんなの覚えてないよ。
「え~と、一、二週間程前に撮影したんですけど…」
と正直に言うと、「ハッキリした日時が分からない
と更新手続きは出来ませんよ」と強い口調で返された。
仕方がないので、撮影した周辺の日を勘で書く。
そういえば、前の更新の時にもこんなことがあったっけ。

しかし、撮影した日が数日ずれていたからといって
それがなんなんだ。きっちりとするのもいいが、
それならば予めその情報が必要である旨を案内書
に書いておくべきだろう。案内書には「6ヵ月以内に
撮影した無帽・正面・上三分身・無背景のもの。」
としか書いていなかった訳だし。

お陰で何か自分が悪事を働こうとしてそれを
咎められたかの様な、嫌~な気持ちになった。
大体、何もあんな強い口調で言うことはないだろう。
俺が無職と知っての所業か?
ああ、感じ悪い。

その動揺のせいか、その後手続き用紙の記入で
自分の名前を書くのをミスったり、自宅の電話番号
が中々思い出せなかったりして、後から更新手続き
に来た人に先を追い越され、それを済ませた頃には
署内に来訪者は自分一人だけになっていた。

実際にはほんの十五分程度の筈なのに、何か長い間
重労働でもしていたかの様な大きな疲れを感じながら
ぐったりとして署から出ると、もう日は暮れかけていた。

もはやそれは慣れ親しんだいつもの雰囲気だった。

しかし、署から持ち帰った嫌な気持ちはその夜風
にも掻き消される事なく、依然としてその存在を
主張し続けていた。

そして今これを書いている最中もまだその
ショックは尾を引いている。

若い頃はこの手の不快感が消えるまで二週間
程度の期間を要したものだ。だが最近はその
期間もグッと短くなり、半週間程度で消え去る
ことも珍しくなくなった。

若さを失う代わりに手に入れた鈍感という福音、
とでも言えばいいのだろうか。しかしその代償
としてはそれは余りに大き過ぎた。

とはいえ、取り敢えずこのミッションはクリアした。
だが次は講習という更なる難題が待っている。

まあ、それは来年の事なんだけど
もう今から気が重いよ。


※ 何故か一度投稿した記事が消えてしまう
というトラブルに見舞われ、手間取っている
うちに日付が変わってしまった。

思索の糸がこんがらがる

書きたいことがあり過ぎると
逆に何も書けなくなる。

あれもこれもそれも全部吐き出して早く
スッキリさせたいのだが、それら全てを
一度に吐き出すことは出来ない。

だから一つ一つ小分けにして其々を順番に吐き
出して行くしかないのだが、頭の中で其々が
「俺の方が先だろ」「いや、何言ってんだ常識的
に考えて俺だろ」「お前ら図体でか過ぎるから
先ずは身軽な俺からにしろよ」「むしろ一番旬の
話題である俺の方がいいんじゃない?」
「つーか、お前らいつまで俺を待たせるつもりだ。
こっちはもう何ヶ月も前から待ってるんだけど」
「じゃあ俺とセットってことでどうだ?」
といった風にお互い譲らず、我先にと争い合う
ものだからますます混乱してくる。

そして漸くそれらを何とかなだめ、順番を決める。
しかし、今度はまた新たな問題が発生する。

「よし、まず●●から書こう」

「いや、しかし●●を書くためには先ず
▲▲を書いておかないと意味が通じないな」

「ちょっと待てよ、だが▲▲を書く為にはまた
別の■■という前提がないと話が成り立たない
じゃないか」

「だけど■■を書くには先ず●●を書かなければ
ならないしなー、ってちょっと待て、これじゃ
堂々巡りじゃないか。ああ、もう何がなんだか…」

と、まるでエッシャーの騙し絵にでも迷い込んで
抜け出せないかのような気分になり、途方に
暮れているうちにだんだんと書く気力を失っていく。

しかし、吐き出したいという欲求だけは
失われないのでストレスは溜まっていく一方。

ああイライラする。

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プロフィール

後正面

Author:後正面
ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

働けど無職。
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※コメントは記事の内容(主題)に関するもののみ受け付けています。また、明らかに政治活動的な性質を持つ内容のコメントはお控え下さい(そういった性質を持つ発言は、それを許容するような姿勢を持つ一部のブログを除いて、自分のブログで行うものだというのが私の基本的な考え方です)。

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