フリーのKontakt用ライブラリVan Houzen Trumpet
このトランペット音源はかなり良い。ミュートなどの奏法はないものの、音色に関してはそこいらの有料音源にも負けていないように思う。
Van Houzen Trumpet is available for free download
vi-controlフォーラムの関連スレ
FIXED! -- Freebie: U of I "Van Houzen Trumpet"...
公式デモ
基本的にレガートパッチだが、レガートをオフにすることもできるし、レガートやビブラートの設定を簡単に変更することもできる。
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レガートに関する設定項目。Bypass legatoをオンにするとレガートが無効に。この音源では余り使うことは無いと思うが、Glideをオンにするとポルタメントにもできる。
ビブラートに関する設定項目。ビブラートを始めるタイミングはレガートとそうでない――繋がったフレーズになっていない――場合で其々別個に設定できる(Vibrato Onset Delay)。
本来的な使用方法ではないかもしれないが、Mode selectをSetupにするとポリモードになる。また、コントロールにキーボードのみを用いる設定の他に、キーボードと(エクスプレッション・ペダルなどの)ブレスコントローラを使用する場合、そしてウィンドコントローラを使用する場合の設定が用意されている。
因みにレガートやビブラートは様々な楽器の設定が用意されているので色々試してみるのも面白いかもしれない。
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ダウンロードしたファイルには幾つかのパッチが含まれているが、内容はそれぞれ以下の通り。
UofI.VanHouzenTrumpet.nki
ベロシティでレイヤーをコントロール
UofI.VanHouzenTrumpet_AetFilter.nki
CC#11でレイヤーをコントロール
UofI.VanHouzenTrumpet_AetFilter_ModWhl.nki
CC#1でレイヤーをコントロール
せっかくだから自分もちょっとしたデモを作ってみた。パッチはCC#1でレイヤーをコントロールするものを使用。ストリングスはベルリン・ストリングス。
それとこれは自分の環境だけかもしれないが、これを作っている時、何故か0dBFを超えていないのにプチノイズが入ってしまう現象に突き当たった。例えば最初から再生するとある複数の決まった場所でプチノイズが入るが、途中から再生するとその場所ではプチノイズは入らずまた別の場所にそれが入るといった具合。仕方がないのでMIDIファイルを分割し、其々を別個にステムすることでこの問題を回避した。
何にせよ音源の出来がよいだけに、一度試してみて損はないように思う。
***
尚この音源はKontakt上でウィンド・インストゥルメントに必要なレガート、ポルタメント、ヴィブラートといった奏法を得るためのWIPS(The Wind Instrument Performance Suite)というスクリプトを利用して作成されている。上で挙げた設定項目の画像はこのWIPSによるもの。Kontaktライブラリを作成しようと思っている人は一度これについても調べてみると良いかもしれない。
Van Houzen Trumpet is available for free download
vi-controlフォーラムの関連スレ
FIXED! -- Freebie: U of I "Van Houzen Trumpet"...
公式デモ
基本的にレガートパッチだが、レガートをオフにすることもできるし、レガートやビブラートの設定を簡単に変更することもできる。
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レガートに関する設定項目。Bypass legatoをオンにするとレガートが無効に。この音源では余り使うことは無いと思うが、Glideをオンにするとポルタメントにもできる。
ビブラートに関する設定項目。ビブラートを始めるタイミングはレガートとそうでない――繋がったフレーズになっていない――場合で其々別個に設定できる(Vibrato Onset Delay)。
本来的な使用方法ではないかもしれないが、Mode selectをSetupにするとポリモードになる。また、コントロールにキーボードのみを用いる設定の他に、キーボードと(エクスプレッション・ペダルなどの)ブレスコントローラを使用する場合、そしてウィンドコントローラを使用する場合の設定が用意されている。
因みにレガートやビブラートは様々な楽器の設定が用意されているので色々試してみるのも面白いかもしれない。
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ダウンロードしたファイルには幾つかのパッチが含まれているが、内容はそれぞれ以下の通り。
UofI.VanHouzenTrumpet.nki
ベロシティでレイヤーをコントロール
UofI.VanHouzenTrumpet_AetFilter.nki
CC#11でレイヤーをコントロール
UofI.VanHouzenTrumpet_AetFilter_ModWhl.nki
CC#1でレイヤーをコントロール
せっかくだから自分もちょっとしたデモを作ってみた。パッチはCC#1でレイヤーをコントロールするものを使用。ストリングスはベルリン・ストリングス。
それとこれは自分の環境だけかもしれないが、これを作っている時、何故か0dBFを超えていないのにプチノイズが入ってしまう現象に突き当たった。例えば最初から再生するとある複数の決まった場所でプチノイズが入るが、途中から再生するとその場所ではプチノイズは入らずまた別の場所にそれが入るといった具合。仕方がないのでMIDIファイルを分割し、其々を別個にステムすることでこの問題を回避した。
何にせよ音源の出来がよいだけに、一度試してみて損はないように思う。
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尚この音源はKontakt上でウィンド・インストゥルメントに必要なレガート、ポルタメント、ヴィブラートといった奏法を得るためのWIPS(The Wind Instrument Performance Suite)というスクリプトを利用して作成されている。上で挙げた設定項目の画像はこのWIPSによるもの。Kontaktライブラリを作成しようと思っている人は一度これについても調べてみると良いかもしれない。
MT Power Drum Kit2のMIDIグルーヴが読み込めない場合の対処法
今頃になってフリー化したMT Power Drum Kit2を落としてみたが、これが中々良い。音のバリエーションはないものの、加工しなくてもそれっぽい音が出る。しかも軽いので、とりあえずドラムの音源を立ち上げてみようという時にはもってこい。
ただ、MT Power Drum KitからREAPERにドラッグ&ドロップをしても「Could not import~」と出てMIDIグルーヴを読み込むことができない問題に直面した(Reaperのバージョンはv4.78_64bit、OSはWin7 Pro 64bit)。「管理者として実行」をしてみても駄目。
プリファレンスの「Import existing MIDI files as」を「MIDI file reference」にするとアイテムを読み込むことが出来るようにはなったが、そのアイテムの中身は空っぽで、しかもオフラインになったまま。これではどうしようもない。
結局フォーラムなどを検索してみてもこの問題の根本的な解決方法は見つからなかった。しかしMT Power Drum Kit2のMIDIグルーヴを利用する方法だけは何とか見つけることが出来た。
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まず試しに、MT Power Drum KitからブラウザにD&Dしてみたらどうも「mtpdk.mid」はDドライブにあるらしいことが分かった。
で、この手のプラグインのデータは大抵マイドキュメントに収められていることが多いのでそこを探ってみたら、やはり「mtpdk.mid」は――フォルダは作成されず裸のまま――そこに収められていた(自分はマイドキュメントをDドライブに移している)。どうもこの「mtpdk.mid」は、COMPOSERエリアにグルーヴをD&D、もしくはCOMPOSERエリアからDAWにD&Dする際に内容が更新されるらしい。
つまりCOMPOSERでグルーヴを組み立て、読み込めなくてもいいから取り合えず一度DAWにD&Dし、それからマイドキュメントにある「mtpdk.mid」をDAWにD&DすればCOMPOSERで組み立てたグルーヴを読み込むことができる。
このやり方なら、もしかしたらMIDIグルーヴのD&Dが元々サポートされていないFL Studioでもそれを利用できるかもしれない。
***
自分の場合は問題があったが、REAPERはFL Studioと違ってMT Power Drum KitのD&D機能サポート対象(フリー化された今はサポートが終了している)であったわけで、普通に読み込めている人も多いようだ。つまり個別の環境要因でこういった症状が生じていることになる。そしてそういう場合は往々にして中々原因が判明しにくかったりする。
結局原因は何なのか。マイドキュメントをC以外のドライブに移していたのが悪かったのかとも考えたが、同じようにマイドキュメントにデータが作られるBFD ecoは問題ない。後はMT Power Drum Kit2をC以外の場所に置いてアクティベートしたのが悪かったとか(やり直してみたいがディアクティベートのやり方が分からない)。因みにコンピュータ名に2バイト文字は使っていない。
ただ、MT Power Drum KitからREAPERにドラッグ&ドロップをしても「Could not import~」と出てMIDIグルーヴを読み込むことができない問題に直面した(Reaperのバージョンはv4.78_64bit、OSはWin7 Pro 64bit)。「管理者として実行」をしてみても駄目。
プリファレンスの「Import existing MIDI files as」を「MIDI file reference」にするとアイテムを読み込むことが出来るようにはなったが、そのアイテムの中身は空っぽで、しかもオフラインになったまま。これではどうしようもない。
結局フォーラムなどを検索してみてもこの問題の根本的な解決方法は見つからなかった。しかしMT Power Drum Kit2のMIDIグルーヴを利用する方法だけは何とか見つけることが出来た。
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まず試しに、MT Power Drum KitからブラウザにD&Dしてみたらどうも「mtpdk.mid」はDドライブにあるらしいことが分かった。
で、この手のプラグインのデータは大抵マイドキュメントに収められていることが多いのでそこを探ってみたら、やはり「mtpdk.mid」は――フォルダは作成されず裸のまま――そこに収められていた(自分はマイドキュメントをDドライブに移している)。どうもこの「mtpdk.mid」は、COMPOSERエリアにグルーヴをD&D、もしくはCOMPOSERエリアからDAWにD&Dする際に内容が更新されるらしい。
つまりCOMPOSERでグルーヴを組み立て、読み込めなくてもいいから取り合えず一度DAWにD&Dし、それからマイドキュメントにある「mtpdk.mid」をDAWにD&DすればCOMPOSERで組み立てたグルーヴを読み込むことができる。
このやり方なら、もしかしたらMIDIグルーヴのD&Dが元々サポートされていないFL Studioでもそれを利用できるかもしれない。
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自分の場合は問題があったが、REAPERはFL Studioと違ってMT Power Drum KitのD&D機能サポート対象(フリー化された今はサポートが終了している)であったわけで、普通に読み込めている人も多いようだ。つまり個別の環境要因でこういった症状が生じていることになる。そしてそういう場合は往々にして中々原因が判明しにくかったりする。
結局原因は何なのか。マイドキュメントをC以外のドライブに移していたのが悪かったのかとも考えたが、同じようにマイドキュメントにデータが作られるBFD ecoは問題ない。後はMT Power Drum Kit2をC以外の場所に置いてアクティベートしたのが悪かったとか(やり直してみたいがディアクティベートのやり方が分からない)。因みにコンピュータ名に2バイト文字は使っていない。