特集
沖縄戦
「鉄の暴風」が吹き荒れた1945年の沖縄戦。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。
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沖縄戦激戦地の壕から7人分の遺骨発見、戦没した民間人か 糸満
2025/11/7 18:54 -
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キャンパる
難しい戦争慰霊碑の管理 存在意義深めるには…「平和の礎」に学ぶ
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沖縄戦 北海道民の受難 兵士派遣、1万人超犠牲
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54人の同期「残ったのは4人だけじゃ」 生き地獄見た97歳元兵士
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戦時下ですから
「死ぬのを待つしかない」 置き去りにされた障害者たち
2025/8/12 11:00 -
戦時下ですから
「死ぬのを待つしかない」 置き去りにされた障害者たち
2025/8/12 11:00
1945年6月23日、3カ月近く続いた沖縄戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終結した。
沖縄県民の4人に1人が亡くなったとされ、日米合わせて約20万人が命を落とした壮絶な地上戦から74年。沖縄には今も全国の米軍専用施設の7割が集中し、戦争の傷跡が残る。23日は「慰霊の日」。沖縄は鎮魂の思いと平和の祈りに包まれる。
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沖縄戦激戦地の壕から7人分の遺骨発見、戦没した民間人か 糸満
2025/11/7 18:54 0文字 -
沖縄戦激戦地の壕から7人分の遺骨発見、戦没した民間人か 糸満
2025/11/7 18:52 696文字第二次世界大戦末期の沖縄戦で激戦地となった沖縄本島南部の沖縄県糸満市で、土砂に埋もれた壕(ごう)から少なくとも7人分の遺骨が見つかり、戦没者の遺骨収集を担当する県職員が7日、現場の状況を確認した。米軍の銃弾や発煙弾の他、金細工の指輪や総入れ歯なども見つかっており、沖縄戦で亡くなった民間人の可能性が
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難しい戦争慰霊碑の管理 存在意義深めるには…「平和の礎」に学ぶ
2025/9/27 08:00 2888文字日本各地には戦争にまつわる記念碑や慰霊碑が数多く建設されてきた。しかし、社会の世代交代が進むなかで、管理・保存が難しくなる事例も少なくない。太平洋戦争の戦没者遺族の高齢化が進むなか、記念碑や慰霊碑は今後、どのような役割を果たしていけるだろうか。沖縄戦の終結から80年となる今年、数多くの来訪者を集め
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2025/8/17 05:03 1691文字20万人以上が命を落とした第二次世界大戦末期の沖縄戦。犠牲者のうち、沖縄県出身者に次いで多かったのは北海道出身者だということはあまり知られていない。若者たちはなぜ雪国から沖縄に向かったのか。戦局に左右された事情があったようだ。 「なぜここに連れてこられ、死ななければならなかったのか……」 札幌市に
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北海道出身、沖縄で果て 戦没1万人 満州から転戦強いられ
2025/8/17 02:00 1532文字20万人以上が命を落とした第二次世界大戦末期の沖縄戦。犠牲者のうち、沖縄県出身者に次いで多かったのは北海道出身者だということはあまり知られていない。若者たちはなぜ雪国から沖縄に向かったのか。 「なぜここに連れてこられ、死ななければならなかったのか……」 札幌市に住む松森英子さん(92)が2011年
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54人の同期「残ったのは4人だけじゃ」 生き地獄見た97歳元兵士
2025/8/15 09:00 2126文字日中戦争と太平洋戦争では日本の軍人と軍属計約230万人、民間人約80万人が命を落とした。大分県の男性は10代の時、弾が飛び交う前線に立たされ、仲間が次々と無残に殺されるのを見た。終戦から15日で80年。体に残る米軍の手投げ弾の破片が今もうずく中、元兵士があの日を語った。 ◇目の前で息絶えた友人、渡
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戦時下ですから
「死ぬのを待つしかない」 置き去りにされた障害者たち
2025/8/12 11:00 2477文字20代の女性にとって、足が不自由な大人の男性を背負って逃避行するのは限界だった。 「もうここでいいからね。下ろしてから、早く行きなさい」 耳元でそう諭す声が聞こえ、女性はその場に男性を置いて逃げた。 連載「戦時下ですから」は全7回のシリーズです。 次回は 産業戦士用「慰安所」の幻影 ◇1カ月後、
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広島・原爆死没者を今夏初めて読み上げ きっかけは沖縄での出会い
2025/7/30 05:00 1559文字その数は24万2567人。沖縄県糸満市の平和祈念公園内にある「平和の礎(いしじ)」に刻印された、沖縄戦の国内外の戦没者らの名前だ。 県内では、毎年6月になると希望する人たちが全員の名前をリレー方式で読み上げる活動が続く。 それにならって平和を発信しようと、戦後80年の今夏、一部の名前に限られるが広
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2025/7/3 06:45 1239文字第二次世界大戦末期の沖縄戦で、那覇市の首里城地下に掘られた日本軍の司令部壕(ごう)の保存公開を求める地元団体の活動に協力するため、岩手県奥州市の建設会社社長、小野寺敏光さん(73)が、団体の新規会員を募っている。募集を始めた今年2月以降、岩手県を中心に全国で350人以上が会員に加わっており、今後も
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「強さを追求する国は攻められない」 元自民国防部会長の視点
2025/6/24 05:00 1315文字80年前の沖縄戦では多くの住民が犠牲になった。安全保障環境が変容する今、私たちは何を教訓として平和や住民の命を守っていけばいいのか。沖縄を拠点に、安全保障や米軍基地を巡る問題と向き合ってきた国場幸之助・自民党衆院議員に聞いた。 ・関連記事 「楽観的な政府、旧日本軍と変わらず」 ◇「空手に先手なし」
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「語り続けることが友への供養」 沖縄戦生き延びた女性、抱く希望
2025/6/23 22:27 2024文字世界各地で多くの市民が戦争や紛争で命を奪われる中、沖縄は23日、80年前の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。県民の4人に1人が亡くなったとされる地上戦を生き延びた体験者たちは、戦争の恐ろしさ、家族や友人らを失う悲しさを語ってきた。命をつながれた子や孫の世代は誓った。「この平和をいつまでも
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ゆがめられる沖縄戦の「都合が悪い」事実 西田氏発言に石破首相怒り
2025/6/23 21:20深掘り図解あり 1553文字日米両軍の地上戦に多くの住民が巻き込まれた沖縄戦から80年。沖縄は23日、「慰霊の日」を迎えた。沖縄戦の実相を否定するような政治家の発言に沖縄は揺さぶられ、一方で、重い基地負担は今も変わらない。 「女子学生たちが一生懸命看護し、与えられた務めを果たした。大勢の学友たちが傷つき、命を落としていった。
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石破首相、ひめゆりの塔に献花 慰霊の日に現職首相訪問は30年ぶり
2025/6/23 19:44 369文字石破茂首相は23日、沖縄全戦没者追悼式に参列した後、沖縄戦で動員された学徒たちを慰霊する沖縄県糸満市の「ひめゆりの塔」に献花し、隣接する「ひめゆり平和祈念資料館」を視察した。訪問後、記者団に「不戦の思い、戦争の悲惨さをもう一度胸に刻まなければならないという思いで来た。その思いはさらに強くなった」と
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慰霊の日追悼式、被団協代表委員が初参列 「継承活動は正念場」
2025/6/23 19:13 395文字23日に沖縄県糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式には、2024年のノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中重光代表委員(84)と、国連の中満泉事務次長(軍縮担当上級代表)が参列した。いずれも団体・機関の代表者が参列するのは初めて。 式を主催する県が招待した。2人は14
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沖縄、変わらぬ基地負担 「負担軽減」強調の石破首相、具体策乏しく
2025/6/23 19:05深掘り図解あり 1071文字日米両軍の地上戦に多くの住民が巻き込まれた沖縄戦から80年。沖縄は23日、「慰霊の日」を迎えた。沖縄戦の実相を否定するような政治家の発言に沖縄は揺さぶられ、一方で、重い基地負担は今も変わらない。 「本土復帰から53年を経た今日でも、広大な米軍基地が集中し、過重な基地負担が続いています」 23日に沖
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「許しがたい」自民・西田氏発言に批判相次ぐ ひめゆりの塔で慰霊祭
2025/6/23 16:44 764文字沖縄県糸満市伊原の「ひめゆりの塔」前では23日、沖縄戦で看護要員として動員された「ひめゆり学徒隊」の犠牲者を悼む慰霊祭があった。自民党の西田昌司参院議員が塔の展示説明を「歴史の書き換え」と発言し、歴史認識を巡って物議を醸す中、参列者らからは「沖縄戦や日本の近現代史研究の蓄積をないがしろにするものだ
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