新潟市の中心地としてにぎわった古町通りに、黒人男性の顔と楽団を描いた巨大なストリートアートがあります。ジャズ好きなら一目で分かる「巨匠」です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「新潟・古町通りに『ジャズの巨匠の絵』」を解説します。
Q 新潟市の古町通りにジャズの巨匠の絵があるって聞いたよ。どんな人の絵なの?
A デューク・エリントンです。アメリカのジャズ界を代表するピアニストであり、作曲者、バンドリーダーとしても有名です。
Q どうして新潟にエリントンの絵があるの?
A 1964年6月に新潟で大きな地震が起きた直後、エリントンが日本に来ていたことがきっかけです。
Q 新潟の地震ってどんな地震だったの?
A 新潟地震は、マグニチュード7.5を記録し、石油コンビナートの火災や昭和大橋の橋げた落下など大きな被害が出ました。被災者は14万人を超えました。
Q エリントンは地震のあと、何をしたの?
A エリントンは日本滞在を延長し、7月に東京・新宿で新潟地震復興のための慈善演奏会を開きました。収益はすべて新潟市に寄付されました。
Q 新潟市はエリントンにどう感謝したの?
A 1966年にエリントンが再び日本を訪れた時、当時の新潟市長が「国際親善名誉市民」の称号を贈りました。
Q 新潟では今もジャズのイベントがあるの?
A 新潟市では「デューク・エリントン・メモリアル」として、毎年夏と冬に「新潟ジャズストリート」が開かれています。
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