大阪大空襲

直後から1年の市街 米軍の写真500枚発見

(上)1945年3月14日に大阪市内の被災状況を捉えた毎日新聞の写真。伊藤万ビル屋上から南を撮影した(下)1946年ごろに伊藤万ビルから撮影されたとみられる写真。大阪大空襲の傷跡が生々しく残る
(上)1945年3月14日に大阪市内の被災状況を捉えた毎日新聞の写真。伊藤万ビル屋上から南を撮影した(下)1946年ごろに伊藤万ビルから撮影されたとみられる写真。大阪大空襲の傷跡が生々しく残る

 連合国軍総司令部(GHQ)に勤務した米国人男性が撮影したとみられる、戦後間もない大阪の写真が見つかった。GHQを研究する大阪市内の女性(50)が昨年末、写真約500枚を収納したアルバム2冊をウェブサイトを通じて購入。第1次大阪大空襲(1945年3月13、14日)直後に毎日新聞記者が撮影した同じビルから撮った1葉もあり、専門家は「大阪市街の復興の進捗(しんちょく)状況がうかがえる価値ある資料」としている。【平川哲也】

 2冊のうち1冊の表紙には撮影者らしき名前があった。「45年冬」と記された御堂筋の写真や、「自分(me)」と書き添えた白人男性の軍服の記章から、45年秋に日本へ進駐した米軍第25歩兵師団に所属した可能性が高い。この男性は帰国直後の撮影とみられる米国での集合写真にも収まり、写り込んだ看板には「47年7月」と記されていた。

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