菅義偉官房長官は10日、首相官邸で沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事と会談した。菅氏は、沖縄県側の振興予算3000億円台確保の要請に対し、「ぜひやりたい」と述べ、従来の政府方針を維持する考えを示した。
菅氏は4日の記者会見で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設など米軍再編が遅れた場合、政府が支出する振興予算を減額する可能性を示唆していたが、会談では基地問題と沖縄振興策を関連づける「リンク論」には言及しなかった。
会談は2017年度沖縄振興予算に関する知事の要請活動の一環で行われた。安倍政権は県内移設を容認した前知事時代の13年12月、沖縄振興予算を21年度まで毎年3000億円台確保する方針を決定している。
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