失われた20年インタビュー

作家・雨宮処凛さん「格差が、同じ日本で言葉が通じないくらい広がった」

作家の雨宮処凛さん=東京都千代田区で2015年7月16日、内藤絵美撮影
作家の雨宮処凛さん=東京都千代田区で2015年7月16日、内藤絵美撮影

 フリーターとして働いた苦しい経験から非正規労働の救いのない状況、貧困を訴え続けている作家の雨宮処凛さん。「同じ日本に住んでいて言葉が通じないぐらいに格差が広がってきている。生活意識も何もかも全部違って、格差の上位の人と下の人たちで、一つも共感できるところがないふうになっている。そういう社会ってちょっと怖い」と話す。【聞き手・尾村洋介/デジタル報道センター】

 −−雨宮さんがフリーターになったいきさつを教えてください。

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