~ 一応の成果 ~ 最近の低調な経済情勢のため、分配金が一時から比べて減額となる定期分配型投資信託が増えてきているようです。我が家でも年金補助として同投資信託を保有していますが、そのうちの7%を占めていた1本の外国債券ファンドA(先進国対象)の分配金が3分の1にまで減額されてしまいました。多少の減額はやむをえないと思っていますが、3分の1にまで減りますと目的にそぐわなくなってしまいます。私としては売買を繰り返すのはあまり好みませんが、今回はドライに徹して、他の投資信託に乗り換えることにしました。
2009年11月初旬に着手して、2010年1月中旬に乗換が終了しました。
考え方として
1.手数料無料または極力安いものに乗り換える。
2.買値を下げるため、乗換先の投資信託の分配金が支払われる決算日に買う。
3.乗換元売却と乗換先購入は同時に行う。
の3点を基本として乗り換えた結果を下表に示します。
(注1)2010年4月30日現在の乗換元評価金額(基準価額×口数)を10000として指数化した。
(注2)乗換元の分配金は乗換開始から乗換完了までの期間における分配金総額。
(注3)乗換先の分配金は乗換を行った日から4月30日までに受け取った乗換口数に応じた分配金総額。
当初の計画では投資信託3本に分散乗換する予定でしたが、結果としては6本になりました。
● 外国債券ファンドB(外国債券ファンドAと同様に先進国を対象)
サブプライム問題で下落した2008年3月ごろから、パフォーマンスの高い分配型ファンドということで注目していた。リーマンショック後、基準価額を更に一段下げたところから少しずつ買い足していた。今回は2回に分けて乗り換えた。手数料無料。
● 新興国債券ファンドA(単一新興国を対象)
現在注目を浴びている新興国を対象とした分配型ファンド。今回新規で購入した。今のところパフォーマンスは高い。乗換元の投信会社と同じということで、手数料無料のキャンペーンを利用した。
● 新興国債券ファンドB(単一新興国を対象)
上記と同国を対象としたファンドで今回新規で購入。ある大手証券会社の手数料優待権利を利用したので手数料無料。その証券会社とのお付き合いもあり、上記のファンドAと分けた。
● 新興国債券ファンドC(エマージング諸国を対象)
リーマンショック後から注目したファンド。2009年秋から少しずつ買い足していた。今回は少しだけ購入。今後も定期的に買い増ししていく予定。手数料無料。
● 世界リートファンド
これも2009年春以来、割安と見て毎月少しずつ買い足したファンド。今回3回に分けて乗り換えた。今後も買い増ししていく予定。手数料無料。
● CBファンド
これは数年前から注目していたファンド。高くて買えなかったが、2009年春ごろから割安と見て少しずつ買い足していた。今回1回で乗り換えた。現在も買い増し中。手数料無料。
以上、6本に分散させたのは行き過ぎかとも思いますが、内4本は既に定期的に購入していたファンドなので、まあいいだろうと考えました。気になるのは新興国対象ファンドの比率が高いことですが、保有している定期分配型投資信託の総資産から見ますと、新興国の占める割合は低水準(10%)にありますので「まあ、いいか」としました。今後、何か対応を考えるとしたら、新興国債券ファンドA・Bの2本を外国債券ファンドBと新興国債券ファンドCに乗り換えることぐらいでしょうか・・・。
肝心のパフォーマンスですが、4月30日現在の評価によりますと、何もしないで継続保有していた場合と比較して、5.3%リターンが向上しています。ねらいの分配金ですが、乗換元の分配金(税込み)を100としますと、乗換後は同233と2倍以上になります。
以上、乗換目的に対して一応の成果は出ているようですが、乗換先が新興国中心になっていますので、今後はそれなりの監視とメンテナンスが必要と考えています。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2010/05/17(月) 18:00:00|
- 投資信託
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