~ 今年初の外国債券(豪ドル)売却 ~ 久し振りの外国債券売却です。償還を一週間後に控え、事前に売却して外貨のままMMFを購入しました。償還まで待つ場合と償還前に売却する場合の違いは、まず償還前に売却したときは、為替差益に税金がかからないことです。今回の債券は購入時の豪ドルレートに対して、現在大幅に高くなっており、そのまま償還された場合、差益が雑所得扱いになります。いまひとつは、売却の場合、債券売却価格は額面どおりでなく、若干安くなります。(今回の場合、99.7%) しかし、経過利息(半年前の利息受け取り時から売却日までの利息)に税金がかからない(償還した場合20%の税金が源泉徴収されます)ので、経過利息とあわせた売却金額は償還まで待つより高くなることが多くなります。これらの理由により、償還日が近づくと、事前に売却した場合と、満期償還まで待つ場合のどちらが得か損か、円転換するかしないかも含めて計算して決めることになります。大体は、事前に売却したほうが得になるようです。
今回の売却債券の詳細は下記の通りです。
● 債券種別 既発豪ドル債券
● 残存期間 3年11ヶ月
● 利率 4.570%
● 購入価格 額面金額の95.43%
● 利回り 5.82%
● 利払い 年2回
● 為替レート 購入時 79.65円 売却時 98.35円
● 受取利金(豪ドルベース) 元本(購入金額)の20.1%(税引き後)
● リターン率/年(豪ドルベース) 5.13%(税引き後)
● リターン率/年(円ベース) 11.95%
(売却時の手数料を引いたレート97.35円で売却した場合)
売却時に円転換した場合、為替差益が加算されて、豪ドルベースのリターン率(5.13%)の2倍以上(11.95%)になります。しかし、現在の豪ドルレートは、3月半ばの底値から回復途上にあります。今週は若干調整していますが、近い将来100円超えも十分考えられます。我が家の経済状況を考えても、現時点で特に円転換する必要性はありません。ここは、堅調な豪ドルを信じて、外貨MMFで運用継続することにしました。将来、レートが105円くらいになれば、円転換を考えてみたいと思っています。
今年は、今回の償還を皮切りに、年末まで5本の債券(豪ドル2本、NZドル1本、米ドル2本)が償還されるという、まさに償還ラッシュです。多分、すべての債券を事前に売却して、外貨運用(外貨MMFか外国債券を購入して運用)を継続すると思いますが、円転換するかどうかも含めて十分検討して行きたいと考えています。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2008/05/16(金) 23:47:38|
- 外国債券
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6
はじめまして!
あたたかいお言葉、そして励ましのお言葉、ありがとうございます。
ブログのアップ頻度は少なくなりましたが、細く長く続けて参りたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いします。
大切なお金です。決してあわてずに、よく考えながら少しずつ運用してくださいね!
ぜひ、またお越しください。
- 2008/05/21(水) 08:23:39 |
- URL |
- フランク #9q.KjBZc
- [ 編集]
私のようにアセットアロケーションもよくわからないような人間が投資信託をするとすると、やっぱりバランス型が一番適しているのでしょうか?
それとフランクさんがよく利用している信託会社ってどこですか?
私はマネックス証券の口座を持っているんですけど。。
良かったら教えてください。
- 2008/05/21(水) 12:24:26 |
- URL |
- 陽菜 #-
- [ 編集]
何度もすみません。
私のような年齢の人間が月1万円の積み立てなんて意味が無いでしょうか?
- 2008/05/21(水) 15:09:25 |
- URL |
- 陽菜 #-
- [ 編集]
こんばんは!
なかなか投資信託に踏み切れないご様子ですね。以下の回答は私の個人的の考え方です。参考になれば幸いです。
>アセットアロケーションもよくわからないような人間が投資信託をするとすると、やっぱりバランス型が一番適しているのでしょうか?
-よくわからないとのことですが、できれば納得するまで勉強されたほうがよろしいのではないかと思います。勉強するために、後述のように、少しばかりのお金で実践してみるのも良いのではないでしょうか。よく理解しないまま大金を投資して、あとで後悔するよりもずっと良いと思います。納得してから投資に着手しても、決して遅くないと思いますよ。
一般的にバランス型とは、国内外の債券と株式のほか、時には不動産や外国通貨などを含める混在型です。それらの混在の仕方(比率)によって、ハイリスク・ハイリターンタイプからローリスク・ローリターンタイプまで色々あります。色々あるがために、かえって選択が難しいのかも知れません。いずれのタイプも元本保証ではありません。ノーロードでないものは、買ったその日に手数料分だけ元本割れが発生します。陽菜さんの置かれている経済状況によって、どれを選ぶか十分検討する必要があると思います。
その他バランス型以外に、為替リスクを伴いますが、主要先進国を対象とした外国債券型の投資信託も比較的リスクが低いと言われています。あわせて、検討されたらよろしいのではないかと思います。
>よく利用している信託会社ってどこですか?
-ネット証券ではイートレード証券です。その他に日本3大証券(野村、大和、日興)や準大手証券もよく利用しています。近所の銀行でも投信の取引をしています。
>私のような年齢の人間が月1万円の積み立てなんて意味が無いでしょうか?
-年齢には関係ないと思います。月1万円であろうが、少しばかりの一時金であろうが、リスク商品にトライすること自体に意味があると思います。少しでも不安を解消するために、月1万円から積み立てを始めて、徐々に慣れていけばよいのではないでしょうか。あるいは、自分自身で選んだ投資信託に小額(5~10万円程度)を投資してみて、投資信託そのものを理解するのもひとつの方法です。実際にお金を投じることで、理解の深まり方が随分違う(速い)と思います。要は投資信託そのものに納得するまでは、大金を投じないことが重要かと思います。
- 2008/05/21(水) 22:15:59 |
- URL |
- フランク #9q.KjBZc
- [ 編集]
NJのマクロ経済がこの所急激に悪化しています。
A$と比べた場合、資源のバック度に比して海外からのレバレッジが高く大きく動く可能性があります。
要注意です。
- 2008/05/26(月) 15:54:58 |
- URL |
- kenny #-
- [ 編集]