課金ゲームの呪いと解毒
 最近2つほど課金ゲーに関するエントリを上げたが(

 何のことは無いこれは呪いに対する解毒のつもりであった。
 呪いなのに解毒なのは、それが呪なのか毒なのかすら曖昧だからだ。

 洋ゲーあそぶからいいよ⇒俺も洋ゲーメインだよ。
 もうゲームしてないからいいよ⇒いいね
 インディーズあるからいいさ⇒そりゃいいね
 steamで遊んでるからいいよ⇒それもいいね
 懐ゲー引っ張り出して遊ぶからいいよ⇒俺もそれやってるよ。

 どれ一つとして否定していないし、それでいいと思っている。
 ゲームなんて趣味の一つでいい。気に入らなければ止めればいいし、消費者には金を払わないという選択肢がある。

 俺が開発者だからといって、勝手に「ゲームを買え、課金をしろ」と読み違えている人が居て大変面倒くさいがそれも予想通りだったのでもういいやと言った感じ。(あれほどその都度否定してるのにね)

 こんなのはゲームじゃない。
 steamで20$なんだからそれぐらいで出せるだろう。
 広告で利益を出して無料にすればいい。
 もっと工夫すればいい。
 F2Wにすればいい。

 この辺りの発言が、無知から出ていてそれがゲームを語る際にノイズになっているのでああやって触れた。

 もはや「ある時期のゲームの有り方が呪いになっている」わけだ。
 プレイヤーも、開発者も呪いに縛られる。

 エンターテイメントというのはかならずターゲットがありターゲットに向かって作られている。
 アイドル映画がファン以外にはつまらないように。
 深夜アニメがファン以外には見れた物ではないように。
 ジャンル映画は、そのジャンルのファン意外には意味が解らないように。

 自分がターゲットで無い作品に向かって、こんなものは違う、と言っても始まらない。

 ジャンルというのは多様性があってナンボだ。多様性を認めないとジャンルが滅ぶ。

 裾野が広いから山の頂点は高いのだ。

 自分が、課金ゲームに対する無知な言説を嫌うのは、嘘記事や嘘ニュースと同じくノイズだから。
 まともな話になりゃしない。

 そして2chのゲハ的な言説はもう「呪い」になっている。
 そこに真実がなくなって久しい。

 ちなみ話だが。
 サイトをやっていてメールをもらうことと言うのはスパム以外ではそんなにないのだけど、今回は沢山の励ましと賛同のメールをもらった。
 なんか寝る前に適当に書いた文章に対して非常に申し訳ない。もったいない人からも貰った。

 内容は俺が書くより過激でとても面白かったのだけど、流石に引用は出来ない。

 俺を勝手に、ゲーム業界の代表的に見る頭の悪い人が居るが。
 そういうものを背負って文章書いたら、面白くもなんともないリップサービスだけの文章になっちゃう。
 それは会社や組織を背負った人の発言で見なれているでしょ。
 そうじゃない人の文章は本当に面白い。みんな匿名でblogやればいいのにと思ったよ。

 そんなわけで。
 とりあえず、意見表明だけしておくかという目的が果たせたので、明日以降は美味しんぼファンサイトに戻っていつにも増して適当に行く予定。
 文章というのは何かを褒める事を書いてた方が絶対楽しい。

2013/11/05(火) 23:43:48| 固定リンク|ゲーム| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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