本 裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬 感想
裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬


 読み終わったので感想を書く。
 面白かった。

 この小説には、IT業界で働く人には、琴線に触れる小ネタがちりばめられている。

 著者の柳井氏は、飲み会などでの面識があるが、社長で本人自身コードを書く人なので。物語の中でのリアリティを裏打ちしている。
 その辺は、
JavaScript 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)
マンガでわかるJavaScript
 この辺の著述からも読み取れるだろう。

 以後、核心は避けるが、ネタバレを含む記述があるので、未読の人は回れ右で。

TV 機動戦士Vガンダム 感想
機動戦士Vガンダム
 放送当時は、早々に脱落し、その後断片的に見るも、あまり記憶に残っていなかった。
 amazonプライムでタダだったので、家で作業してる時のBGVとして使っていた。
 見終わったので改めて感想を書く。
 プライム会員ならタダのため、興味のある人にはお勧め。合わなければ途中でやめたらいいし。

映画 帝都物語 感想
 帝都物語
amazonプライムの呪いにより、久しぶりに見た。プライム会員の人は今はタダなので気が向いたら見るべし。

 本作のキービジュアル、魔人、加藤保憲(嶋田久作)は最近では、外務省で活躍している(シンゴジラ)。うわー歳食ったなー!! という感想が出てくるが、見てるこっちもそれだけ歳をとったという事だ。
 あれほど東京を破壊しようとした魔人が、ゴジラでは核兵器の使用提案に悔し涙を流すのだから時代も変わった。

 さて余談はこの辺にして、以後、ネタバレばりばりで書くので、ネタバレを嫌う人は回れ右で。
 小説発表後、映画公開後、相当立つので、もういいだろうと思うが。

歳をとると趣味が面倒くさい
 いやはや参りました。

 一時期ゲームばっかりやってたんだけど、歳食うともう根性が足りなくていけない。
 チュートリアルが終わったころにはなんかもう、ゲーム全体を把握した気がして、最後まで遊んだらこれぐらい時間食って、これぐらいの感想になるんだろうな。とか想像して飽きちゃう。
 最近名作対策目白押しなのに途中で疲れてる。

 あとスマホの基本無料ソシャゲの類は、仕事柄人気があるのはDLしてどういう仕組みかだけは確認するんだけど、おかげ様で仕事感バリバリで楽しめない。

 久しぶりに大好きだった格闘ゲームとかやると、コンボが全然つながらないので、プレイになりゃしねぇ。シミュレーションRPGは長期記憶が弱ってきて、戦略がグダグダになる。
 VRなんか長時間無理だし、位置ゲーなんか歩くのがめんどい。
 趣味としてゲーム系は全部だめだ。(えらいことになってきた)(仕事は大丈夫よ)

 模型とかも趣味だったんだけど、あんな場所を食う趣味(塗装だ、改造だをやってると畳2畳ぐらいを片付けずに常に占拠したい。本当なら1室欲しい)なんか、首都圏では難度が高すぎる。
 あと、指先がもう駄目だよ。アンドゥ効かない作業に向かない。
 あと、彫塑。粘土練って石膏流してって超楽しいし、有機溶剤も使わないから匂いも気にしないでいいんだけど。場所くう上に腰に来る。多分今からあの趣味は再開できない。

 モデリングしたり、ゲーム作ったりも趣味でやっていたが。1年以上かかるような趣味は、その趣味をやってる最中に飽きる。レガシーになったりする。これらの創作系の趣味は、楽しいパートとつらいパートが入り混じっているが、大体9割がつらいパートなので楽しいところが少なすぎて、家族持ちには向かない。不機嫌な顔し続けてるわけにもいかん。

 今、とりあえず落書きを趣味しにていて(もともと絵をかくのは好きなのだが10年以上のブランクがあった)これは1時間前後でとりあえず1枚描けて、そこそこの達成感が得られて、次に解決すべき課題も分かる、という非常にいい感じの趣味だと思うのだが。
 正直、上達曲線がマジでたいしたことないので、このままだと、俺が納得する画力(たいした画力を求めていない。人様に見せて恥ずかしくない程度にしたい)に達する前に寿命が来てしまう。

 昔の人が、盆栽を趣味にしていたというのも、あれはまぁブームだったのだろうが。盆栽の結果を見る前に寿命が来ちゃうよな。そんな趣味は嫌だ。

 あと、体を動かすことが壊滅的に嫌いなので。運動を趣味にできない。
 以前、肝臓の数値をマシにするために、エアバイクを漕ぎながら映画を見る、というのをやっていたが、映画をどんどん嫌いになっていったので、やめた。
 若いころのダイエットは無理な運動ができたから、効果が出たが、歳くうとまったく無理が効かない。趣味どころの騒ぎではない。


 こんな具合に、歳を食うというのが如何に厳しいかを実感している。マジ厳しい。

 俺は10代の頃からネットでぶつくさやってるから、もし昔の俺を知ってる人が居たら、こいつも歳食ったなーと思うだろうが。大丈夫だ思った人も同じだけ歳食ってる。
 
 ビートたけしが。ネタはキレるのだがトークの滑舌とタイミングが「もうおじいちゃんだから仕方がないよね」という感じになっていて見ていてつらいのだけども。
 俺なんか、昔から別にネタは切れないので、これでそれ以外もグダったらおじいちゃんどころか、ボケ老人である。


 オタクがオタクで在り続けるのには結構な体力が必要で。
 アニメやマンガやゲームならいくらでも摂取できるぜ!と思っていたが、最近もうつらいって人はいるんじゃないのか。

 ある研究によると、歳を食うと記憶はするがそれを思い出す能力が劣っていくという。あー。それ俺だ。覚えているのだが思い出せない。

 なにか考えるたびにこうやってテキストを垂れ流しているのはギリギリそういう、思い出せない俺に対する歯止めになっているとは思う。くだらない癖が役に立った。

 しかしだ。こういうなんでもテキストで垂れ流す癖はどこかでボケた時にとてもヤバイ。老人ホームでアクセス数を自慢するようなおじいちゃんのネタがあるが、こちとらホーム行くような予算はないだろうから、徘徊老人だ。その上垂れ流し癖まである。

 もしすでにボケてたらさらにヤバイ。
 ヤバ過ぎるのでこの頁、唐突に即終わる。

2016/10/21(金) 00:45:59| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
開田裕治 怪獣イラストテクニック 感想。
開田裕治 怪獣イラストテクニック
 amazonから届いたので読む。(プライムってわりと当日こねぇ)
 新宿ではイベントもあるらしい。
 中身は、怪獣画家開田裕治のイラストとハウトゥとなっている。
 イラストは文句なしのひゃっほー状態。
 ハウトゥは、photoshopの基礎から始まっていて、おいおいちょっと待ってくれとドキドキしたが、さらにパースの話に行って、いやいやその辺はわざわざ開田裕治本で知りたいところじゃないよーとか思ったが。
 そのあとは怪獣のペイント手順が、説明付きで掲載されており、ブラボー!ヒャッホウ!である。

 イヤハヤスバラシス。

2016/10/18(火) 02:36:58| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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