おことわり的なあれ
 最近よく映画やゲームなどの感想を書くので、それに関して。

 批評でなくて感想なのは、見て「ほへー」と思った。というのを文字にしているだけで、別に批評しようとかそういう意図はないから。
 どんな駄作でも「創作物を作る」というのは、「創作物をみてアレコレ言う」の100万倍以上の難度がある。

 ゲームで「この仕様しょっぺぇ!」と思ったとしても、そこの仕様をそうすることで、他のどこかに工数をかけることが出来た、とかはよくある話だ。
 映画も、予算、キャスト、期間を考えたらベストチョイスでしょ。ってのはあるだろう。

 自分は自分の知りえている情報から(主に自分で見たものからだけ)感想を書いているに過ぎない。

 端的に書きたいので、偉そうな書き方になっているけれども、感想を書くなんてのは2chでもできることなので、そういう立場での発言。

 全ての創作物にリスペクトを。これは本心。

■俺の映画の感想
 自分の映画視聴態度を記述しておくと、最近は月に何回か映画館に足を運び、タイミングが合わなかったり、近所で上映しなかったものは、レンタルで見るか、1000円DVDになってから見ている。DVD購入はほぼ監督の指名買いが多い。
 映画館でも見た、良かったのでDVDもそろえるか。みたいなのはそんなに無い。最近だと、パシフィックリムとかオールユーニードイズキルとかは映画館で見てDVDも買った。
 トランスフォーマーとかは、1作目は映画館で複数回見てDVDも買ったが、3作目は映画館で一度見てDVDは要らないやと思った。
 映画には、火薬と血ノリを求めていて、派手な特撮なり、スペクタクルなり、あっと驚くどんでん返しなり、強烈なギミックなりがないと、映画館で見なくていいやと思っている。

 ようするに、ガチの映画好きでもないし、あんまり、監督が誰だとか、役者がどいつだとかにも詳しくない。ほんとにゆるい見方しかしていない。

 そして、見た映画の中で、これは面白いナー。と思ったものは、オススメする意味と、自分での振り返り用に、このようにblogにmemoを残している。

「面白いって言うから見たのにつまんなかった!」

 という、クレーム対策として、こういう人にオススメとか、こういうところがイヤンとか言うのは素直に書くが、そもそも文字に残している作品はどれも、「ははぁ」と関心したものばかりだ。

 逆に、見に行ったけど感想を書かなかった、DVD買ったけど感想を書いてないというのは、そこは察して欲しい。
 あくまでも個人の好みの問題でしかないので、悪かったというわけではないのだが。
 それを表明するのははばかられる。

■俺のゲームの感想
 以前は、エンディングまでプレイしてから感想を書くというスタイルだったが、昨今のゲーム事情からそれは無理となったので、プレイ時間、どれぐらいプレイしたか、どこまで進んだかを明記した上で、その時点の感想を書くように変更した。
 商売柄、「ああっこんなところにこんな風に予算使うんだ!」「うわー。これは大変そうだ」みたいな感想が強いが、現場で関わったゲームでもないかぎり、そんなに内情に詳しいわけではない。
 匿名の都合上、自分の関係するゲームに触れるか触れないかは難しいところだが、ステマっぽいことはしたくないのと、とはいえ特定ゲームにまるで触れないという違和感と、どうやりくりするかはまだ模索中。
 俺のサイトで褒めたところで、売り上げ上がらないし、けなしたところで同時接続が下がりもしないのでステマなんかにゃなりゃしないと思うのだが。それでもまぁ後ろ暗いことは避けたい。
 ソーシャルゲームに触れる頻度が低いのは、あれは時間の奪い合い構造なので、全てが商売敵だったり知人の商売だったりするうえ、以前にちょっと触れたところ、それをきっかけにプレイして、数十万円つかっちゃった、みたいな人も居るそうで、リスキー過ぎるなと判断したから。

■俺の漫画の感想
 本当に、ダラダラ読んで、だらだら思ったことを書いてるだけ。
 連載が長期化して、熱量が薄れたらブーブー言う。描き手の苦労を知らないわけではないのだが。
 物語は決着がついてナンボだと思っているので、作家もそれを志向している前提でそういうことを書いちゃうわけだけど、今のご時勢そうとも限らないから、的外れの可能性も高いと思う。
 週刊誌や、コミックス単位で読んでいるので、まとまった話として消化しにくく、映画の感想とはちがう体裁になっているのは勘弁願いたい。

■最後にもう一度
 どんな駄作でも「創作物を作る」というのは、「創作物をみてアレコレ言う」の100万倍以上の難度がある。

 全ての創作物にリスペクトを。


2016/05/09(月) 02:06:58| 固定リンク|info| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
このblogに関して
 webサイト初めて10年ぐらいたってると思うので。改めて。(最初はhtml、今blog)

▼このblogは、ゲーム業界の端っこで口に糊する、島国大和が、仕事、プライベートでたまったガス抜きをして精神安定するためのblogです。

▼島国大和の正体に関しては触れず気にせず探らずで。知ってる人も内緒で。ゲーム業界で俺みたいな立場の人なんていくらでも居ますよ。

▼ここでは自分の興味のあるものについて勝手に語っています。興味のないもの、ツマラナイと思ったものは語っていません。言葉選びが悪くて悪印象を与える場合がありますが、基本的にキライなものは語らないです。

▼自分の関わったゲームは語るか語らないか不明で。公平性を欠くので語らないつもりで居ましたが、そんなことやってたらすぐに特定可能になってしまうので。

▼「大雑把、セッカチ、分析癖、というタチの悪い気質+基本バカ」なので、書いてる事を真に受けてはいけません。頭悪い人の戯言です。

▼ということで、世の中は面白いネタであふれています。皆さんも一緒にウロウロしましょう。
 面白いことがあったら是非教えてください。
 よろしくお願いします。


2010/01/02(土) 13:18:39| 固定リンク|info| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
ゲーム屋が行く!がamazonにやっと入荷。
 20050205161127.gifゲーム屋が行く!が、amazonでもやっと予約可能になったみたいです。
 あーーーーーーほっとした。よろしくお願いします。

2005/02/17(木) 00:29:48| 固定リンク|info| トラックバック:3 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
サイト移転しました。こちらがメインサイトです。
 どうもお世話様です。これからこちらがメインサイトになります。
今後とも宜しくお願いします。
 リンク、ブックマークしてくださっている場合は是非こちらに書き換えて頂きたいところです。っていうか、2つ前のサイトから飛んでくる人が沢山居ますが。(面倒臭いのはスゲーわかります。)
 それでは、これからも、気楽にダラダラと行くつもりですので、お付き合いの程を。
 カテゴリにinfo作っといて良かった。

infoに関して
infoというカテゴリを作りました。取り合えず、著書のリンクを張っておくだけのカテゴリのつもりでしたが、サイト引越しとかもこのカテゴリで処理する事に。
 次世代君同人誌verのもここに上げておこうかしら。
 そんな感じにアバウトなカテゴリです。

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