「ACIDMAN」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ACIDMANとは

2024-12-03

俺の10代後半〜ハタチまでの青春音楽遍歴

高校1年の頃、高校生活に馴染めない中でバンプ天体観測を聴いた。

たぶんそれがちゃん音楽に向き合った始まりだった。

なんかそれまでは音楽に関しては受け身なことが多かった。

クラシックやらカービィ星の泉のBGMやらビリー・ジョエルやらポケモン言えるかなやらモー娘。やらはちゃんと聴こえてたんだけど、たぶん音楽として認識してなかった。

それからしばらくしてからケーブルテレビが家に入ってきて、スペシャMTVが見られるようになって、そこでミッシェルとかくるりとか10-FEETとかACIDMANとかゆらゆら帝国とかコールドプレイとかレディオヘッドとかBlurとかBeckとかアンダーワールドとかジャミロクワイとか色々なPVを見るようになった。

あの頃は9.11があって(日本場合3.11ときもそうだったけど)、音楽シーンはモロにその影響を受けてたり受け流したりしてた記憶がある。

ワールズエンド・スーパーノヴァ、Virtual Insanity、Rabbit In Your HeadlightsのPVは今でも初めて見た時の衝撃を覚えてる。

それと前後して高校を辞めて、俺はしばらく引きこもってYahooゲームのブロキシーとかFlash見ながらくるりアンテナヘビロテしてた。

今でもアンテナ聴くとブロキシーのちっさいチャットネカマイチャイチャしてた過去を思い出す。

紆余曲折あってバイト始めて、お小遣い制の頃より圧倒的にお金がある状態になった俺は、音楽雑誌を買い漁った。

つってもお小遣い月1000円の頃の貧乏性がなかなか抜けなくて、買ったのは新品のロキノンじゃなく、古本屋無造作に置いてあったSNOOZERバックナンバーだった。

編集長のタナソーは昔からエモいんだかキモいんだか意識高いんだか低いんだか意味分からんことばっか言ってるけど、それが無理して村上春樹とか野坂昭如とか読んでた16〜17の頃の俺にはドストライクだった。

古本屋に足繁く通っては欠けてるバックナンバーを買い集めて、いつまでもちゃらんぽらんチバユウスケチキンボイスをからかわれてもどこ吹く風なジャックホワイトや延々ダサいばっか言ってるギャラガ兄弟やタナソーにジェリーフィッシュを勧めたら「リズム隊軽くね?」って言われてちょっと凹んでるっぽい岸田繁を堪能してた。

そこからSNOOZERに載ってるCD片っ端からレンタルしてMDに入れて(勿論4倍モードにして)ひたすら色々聴きまくった。

ビートルズ聴くようになったのもこの辺で、曲間で音が途切れないタイプのコンセプトアルバムが好きだったのと村上春樹が何かの小説あとがきでそれ聴きながら書きましたとか言ってたので、Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandから入った。

新聞配達カブを走らせながら爆音音楽聴いて、夜明け前の街をひたすら大声で歌ってた。

その後別の高校に入り直した。

昼間働いてた職場音楽好きの人がいた。俺の住んでた田舎SNOOZERを知ってる人に会ったのは初めてだった。めっちゃ盛り上がって、Sparklehorseとかレイ・ハラカミカセットを借りた。特にSparklehorseカセットとの相性良すぎてヘビロテしてた。書いてても懐かしい。

その後人生最初最後彼女ができた。2人きりの車内でシガー・ロスを聴かせたのはちょっとイタかったかなと思うけど、誕生日栗コーダーカルテット空気公団だったかも)のCDプレゼントしたのは喜んでくれてたと思いたい。

だいたいこんな感じ。

ゲーム音楽クラシックレゲエ雅楽とか民族音楽ゴリゴリパンクとかメタルはもうちょっとおっさんになってから好きになった。

その辺の良さは初期のニコニコが教えてくれた。

ボカロ全盛期も好きだった。アンハッピーリフレインかいーあるふぁんくらぶとかドーナツホールとか今でも歌う。ごめんね歌うのがおっさんで。

今はあんま拗らせてない(と思いたい)ので、売れ線の音楽普通に聴く

車内でまっしろわーるどとか君に、胸キュン。まりほりVer.)流してもキモいとか言われなくなったので、良い時代になったなあと思う。

みんなの音楽遍歴も聴きたいなあ。

2024-02-12

スラダンthe birthday10-FEETゴールデンカムイAcidman

ストレイテナーは何の主題歌歌うかな?

エルレも何かで使われそう

てか何なのこの地味なあの頃のロキノン復興の流れは?

2023-12-11

2023年12月7日 SOMETHING SPECIAL GRAPEVINE×ZION@名古屋CLUB QUATTRO

2023年12月7日 SOMETHING SPECIAL GRAPEVINE×ZION@名古屋CLUB QUATTRO

久しぶりのQUATTRO、一ヶ月強振りのバイン友達に付き合ってもらって安定のアニキ側で待機。

ZIONは一回ライジングで観て以来2回目。ギター3本(光村さん含む)ベースドラムの5人編成。ライジングで観た時はめっちゃ遠巻きにみたから皆さんこんな感じの顔してらっしゃるんだ〜と思った笑 友達が言ってたけどベース佐藤さんが若かりし頃の堀込弟に似ててめっちゃイケメンだった。ギター3本だけあって音の厚みが半端ないけど、それに負けないベースの音が良い。あとギターの啓介さんギターめっちゃ上手いなぁと思ったけど単純に私が好みのギターだったというのもあるかも(友達に言ったら私が好きそうなギターだよねって話になった)

から知ってたけど光村さん歌上手い。今が一番上手いんじゃないか?ってぐらい声に厚みと伸びがあって聴いてて気持ち良い。2曲目にやった曲が一番好きだった。光村さんが割りとフロアを見るタイプ(NICOの時そんなだったっけ?とは思ったけど初期の頃しかライブ行ってないから分からない…)で目が合いそうで怖くてあまり見れなかった…笑 本当にミュージシャンの視界に一秒でも入りたくないので…(自意識がすごい)

演奏も歌も上手くて聴いてて楽しかったな。こんな事言うと完全に悪口だが私は田中さんが色々なバンドを略す呼び方のノリが寒くて苦手なんだけど、それに付き合って合わせてくれるZIONメンバー感謝した…。あれやめてくんないかな…。正直ACIDMANのやつは本当嫌なんよ…。バインファンがあの呼び方ACIDMAN呼んでると悲しくなる…。あくま個人的感情からあれだし自由なんだけどね…。

ライブ始まる前に古い曲とかいいから全曲アルバムの曲やって欲しいって友達に話してて、それは無理でしょ〜って会話してたけど蓋を開ければほぼアルバムの曲で歓喜

曲の感想など。

·Ophelia、アニキギター最高過ぎる〜!!!本当好き…。心の中で発狂してた笑 この曲なんか神聖な感じがして田中さんの歌にめちゃくちゃ酔ってしまう…。ライブで沢山聴きたい!!!

·この日のNOSのギターカッコ良すぎた!!ライブアニキばっかり見てるのやめよ…って思ってたのにめちゃくちゃアニキばっかり見てた…笑 位置的に金やんとアニキしかちゃんと見えなかったってのもあるけど…。

·アマテラス爆音聴くの最高。バインにしてはかなり音大きめだったけど耳が壊れるレベル爆音でなければ割りと大きめの音で聴きたいタイプなので嬉しい。曲への没入感が凄かった。途中アニキ田中さんの方に歩いて行って足元?をじーっと見ていた…。何か気になったのかな?

·UB、アニキギターソロアレンジしてあって嬉しい。アウトロが大好きなのでそこでこの曲イチ盛り上がってしまう…笑

·The Long〜、田中さんギターが良い。この日、金戸さんがよく見えたので金戸さんのベースも目で追えて楽しかった。普段ほとんど見えないので…(自分立ち位置的に)

·All Lightアニキギターソロ素敵〜って思って見てたら右側から田中さんの顔だけがにょきって出てきてめちゃくちゃビビる笑 屈んでフロアを見渡していたっぽい。本気でびっくりした笑

·田中さん例のポーズを取ったから実はもう熟れキた!!って喜んでたら田中さんの口上が始まったけど「字が小さくて読めん…」とグダグダになってて私は早く曲が聴きたくて田中さんが喋ってる時から既に頭を振っていた…笑 本当にこの曲大好き!!もう3回ぐらい聴きたかったしめちゃくちゃ踊り狂いたかったけどすごい浮きそうだったので自分なりにかなり控えに楽しんだ…笑

·何かの曲でアニキ地声カウントが聴こえてそれに合わせて演奏してたの珍しいなぁと思ったけど何の曲か忘れてしまった…笑

·アンコール最初光村さんと田中さん二人で登場。(光村さんが)暗いうちから出たがったと田中さんと光村さんが楽しそうに笑い合ってて二人の良い関係性がうかがえる。田中さんが「ミツムライオン!」って紹介したらライオン・キングの歌真似してて、そのクオリティーがまあまあ高くてびっくりした笑 田中さんステージネームないの?って光村さんに聞いて「ないです笑」って話から田中さんはあるって言ってて何か言ってたけど忘れた…笑 光村さんが「西川さんは?」って聞いたら「I need to kill、アニキ」って言ってて上手い…って思ったけど、田中さんがあまり適当な事言ってると怒られるから!って言ってて笑った。二人共アコギTHE BEATLES最後新曲と言われているNow and Thenを演奏田中さん曰く「まだ誰もやっとらんやろ」と思ってチョイスしたらしい。二人共歌上手いなぁ…と思って見てたら光村さんがどんどん田中さんに近寄っていって肩が触れ合うのでは…?と言う距離ギターを弾いていた…笑 その後サビで一つのマイクで二人で歌おうとして光村さんが田中さんの顔に急接近して田中さんがびっくりしていた…笑 結局一つのマイクで歌ってたけど田中さんちょっと離れてるの笑った。近付いてあげてくれ…笑 光村さんめっちゃ楽しそうだった。田中さん大好きなんだろうなぁ…。

·2曲目と3曲目はバインZIONメンバー全員で演奏アニキZIONの啓介さんにスライドバーを渡してそれを弾いた啓介さんが「めっちゃ良い!!」って感動しててアニキが「(付け方)逆もあり」って言って試してまた「めっちゃ良い!!」ってフロア見ながらキラキラの目で言ってて可愛かった笑 田中さん曰く二人は楽屋で機材の話ばかりしていたらしい。ZIONドラムの人はタンバリンベースの人も何故かギターステージ上にギターが6人いた笑

2曲目はローリング・ストーンズのAngry。こちらもまだ誰もやってないんじゃないか?との事。最新のアルバムからだし確かにな〜と思った。ギター全員のソロがあってベースの方が背面弾きをしててそれを見てめっちゃ笑顔になってるアニキ可愛かった〜!!(インスタにも写真上がってた)あと、ああやって聴く田中さんギターってやっぱちょっと変わった音作りしてるな〜と思う。

·3曲目はB.D.S。正直そんなに好きな曲じゃないけど…笑  あれだけの人数で弾くとめちゃくちゃ音が厚い。光村さんが歌うB.D.Sめっちゃ合うな〜と思ったけど田中さんが歌いだしたらやっぱこれだ!ってなる笑 啓介さんとアニキスライドギター合戦(?)最高だったし啓介さんのギターめっちゃ良いわ〜ってなった後アニキギター聴いたらやっぱアニキギターが一番好きってなる現象…笑

アニキが捌ける時にドラムの方と啓介さんとがっちり握手して光村さんの腰辺りをぽんってして何か話しかけてにこにこになる光村さんが可愛い…。全体的にあんな楽しそうにしてる光村さん初めて見たかも。

その他の覚え書き

·この日、アニキめちゃくちゃにこにこしてて本当可愛かった…!!特にZION面子とやってる時はめっちゃ笑顔こちもつられてニコニコしてしまう笑 ニコニコ→数秒後真顔の繰り返しがちょっと面白かった笑

·B.D.S前、アニキギターをいじってて、田中さんが曲いっても良いかな〜って横目で見てたらアニキが手で「どうぞ(曲始めて下さい)」ってやってたの何か微笑ましかった。

·とにかく光村さんとアニキニコニコ具合いがすごかった。本当楽しそうで見てるこっちもHAPPY気持ちになりました…♡

セットリスト

1.雀の子

2.UB(You bet on it)

3.NOS

4.The Long Bright Dark

5.Ophelia

6.ねずみ浄土

7.アマテラス

8.SEX

9.All right

10.実はもう熟れ

11.それは永遠

12.Redey to get started

E.N

1.now And Then(THE BEATLESカバー)

2.Angry(THE Rolling Stonesカバー)

3.B.D.S

2023-02-03

アルバム無理解人間の帰還

前回のあらすじアルバムで音楽を聴くというのがやはり理解できない

とにかくお前らの言い分を把握するために一通り聞いてみることにした。

どうせ家では一日中パソコンの前にいるかゲームしたりSNS見ながら聞いてりゃいつの間にか大体消費しきれたぞ。

最初に言っておくが12勝8敗であったとこっちは思ってる。

こっちの勝利条件は「これは単なる詰合せであり単品で買えば良いものがお得に集まってるだけだ」とこっちが思ったかどうか。

逆を言えば「このアルバムの曲はこの曲順と組み合わせじゃないと駄目っぽいな」と感じたらそっちの勝ちだ。

そもそもなんで勝ち負けなんか決めなきゃあかんのかは知らんが、お前があんまり反論してくるせいでこんな感じになっちまった

こっちの勝利(お前らの敗北リスト


ビートルズ「サージェント・ペパーズ」

これがコンセプトアルバムだ!みたいに言う割には似たような曲を揃えて最初最後にそういう設定を入れただけじゃんっていう。

これこそまさに「詰め合わせセット」だ。

あくまでそこに「こういう設定がありますよ」としているだけ。

なんだろうな……まさしくアルバム単位で売る以外のやり方が存在しなかった時代遺物って感じ。

交響曲というシステムをパクってみせることで抱き合わせセットを売りつける」というアイディアを持ち込んだのは凄いと思う。

だが今の時代にこれを聞かされても「その市場他所アイディアを持ち込んだ事が凄いだけ」としか思えんね。

しろ「コンセプトアルバムスタート地点はこの程度だった」という意味で、音楽業界が歩んできた距離の長さを感じた。

まあ「参考」にはなったよ。

「100年前、100m走の世界記録は10秒6だった。この100年で人類はそれを1秒丸ごと縮めたのだ」みたいな「感動」もね。

プライマル・スクリームスクリーマデリカ

これも普通に詰め合わせパック。

ある程度時代が固まっているけどその中でも方向性がいくつかあるんだなーって感じで終わってる。

まあ「一時期を切り取っている」というコンセプトの公式プレイリストとしては成立してるんでファンCDラックに並べてニンマリして時折聞くためのファングッズとしてありなんかもだが、それシングルでもよくねっていう。

ベートーヴェン歓喜の歌

izumiya1948 例えばベートーヴェンの第九を第4楽章から聴く(第4楽章しか聴かない)、なんなら「歓喜の歌」だけでいい、ようなやつなんだな。

単品で聞いちゃ駄目なのか?

それなら駄目な奴ばっかだぜ日本人は。

だって音楽の授業からしてそんな感じなんだもんな。

音楽オタク様にゃそういう粗雑なイエロモンキーと同じ血が流れていることがずいぶんと恥ずかしいらしいねえ?

めっちゃいかリアルじゃ言わないほうが良いぞそういうの

m-floEXPO EXPO

進歩はしているがサージェント・ペパーズの域を出てない印象だ。

ある種の時代を切り取っている感はいいが、その背景にある時代物語を描ききれているかという微妙

未来趣向をテーマにした結果として発売当時の時代感の再現が弱まっている気がする。

BUMP OF CHICKENユグドラシル

うーん……シングルで聞いた場合との違いがあんまりからない。

異世界冒険譚とか人生の底でファイティングポーズみたいなコンセプトの曲だけで固めていれば……と言う気もしなくはないがそれでも単なる詰合せになりそう。

一個一個が強すぎると逆にベストアルバムっぽくなってしまう。

まあお得ではあるとは思う。

プリンス「lovesexy」

mamemaki こういう人がいるかプリンスのlovesexyは曲送り出来ない形でリリースされたんだよね。「黒人の命のようにアルバム大事」とはプリンス言葉

うーんそこまで自信満々になれた理由分からん

飽きさせないぐらいの意味しか曲順に感じられなかった。

ユニゾンスクエアガーデン「Patrick Vegee」

売れ線を繋ぎサンドしたみたいな感じのアルバム

この曲は売れてるんだろうなあってのがあるのはいいんだけど、そこまでの流れにきちんと相乗効果があるかって言われると微妙な気がする。

当たりと微妙が入り混じった福袋をそれっぽく並べ直しただけというか。

ランダム再生よりはちょっと上なんだろうけど、アナリーゼ100%の作者本人が並べ直した割にはって感じ。

これなら当たりの曲だけで聞く側が自分プレイリスト作ればよくねって気がする。

ただ詰めているだけじゃない気はするけど、この順番で聞かせることを推奨するだけの何かがあるのかという疑問が。

タイトル名で言葉遊び

anepan 椎名林檎アルバムの曲構成が線対象になってる話とか曲名頭文字を拾うとアルバム名になってるプロトタイプナナクジャクの話する?

から何?って感じが凄い。


お前らの勝利(こっちの敗北リスト



ミスチル深海

単にパッキングされた曲を聞いてるだけなのにLIVEにおける曲感のMCちょっとした特殊な入り、繋ぎに似た感覚が得られる。

ライブ・ビューイング缶詰を開けたような体験だ。

組曲的なアルバムとはつまりこういうことか。

なるほどこれはアルバムじゃなきゃ無理だな。

だが逆を言えば、この感覚がない大部分のアルバムシングルユーザープレイリストにしたものと大差はない「詰め合わせパック」でしかないということなのでは?

TMネットワークCAROL

映画のようなある種の段取りに合わせて何か長い物語イメージが共有されていくような錯覚がある。

音楽によって表現したい世界観をいくつもの曲を組み合わせることで多角的に伝える感じか。

相互作用し合うことで一つ一つの曲の解像度が単品よりも上がっているな。

単品で聞くと「あの映画の曲だ」にしかならなかったモノが、その奥にあるTM世界観意識を向けられるようになる。

なるほど、ドラクエ1~3を詰め合わせて一気に遊べば世界観解像度が上がるに決まってるだろという話か。

トム・ウェイツレインドッグ

単品で聞いても意味わかんねになるような曲をいくつも聞くことでいつの間にかノリが見えてくるこの感じはアルバムじゃねーと無理だわ。

強烈なクセや世界観があるアーティストにとっては束ねることによって理解度を深める機会を得られるアルバム追い風になるか。

ビヨンセ「RENAISSANCE」

レインドッグと比べると単品でも成立しやすい曲は多いがシナジーの効かせ方はそれ以上にさえ感じる。

単純に「セトリが上手い」ってパターンだな。

この辺は公式推奨プレイリストとしてしっかり仕事してるのでアリだと思う

ユニコーン「風」「風Ⅱ」

narukami ユニコーンの風を聞いた後忘れた頃に風IIがかかるからいいのであって風IIが先に来たり連続してたりするとあまり笑えないので

はい

実物聞いたらまさにその通りでした。

ACIDMANequal

初めて聞いたがいいバンドだな。

表題曲を聞かせるための下準備に1/3を使って、その後もマイルストーンになる曲によってアルバム内でサビの曲みたいなのを作っていってる。

捨て曲があるという程ではないけど盛り上がる曲とそれ以外にやはり別れるんだが、その中でいい感じにカタルシスを得られる。

単に好きなものを詰めただけの個人制作プレイリストではやりにくい、「公式から押し付けられたプレイリストから貯めを委ねられる」みたいなノリだなあ。

Pat Metheny 「the way up」

三部作のセットは、ただの詰め合わせではない」とでも言いただけだな?

どうやらそうらしいな。

なんだったんだこの戦いは……

砂原良徳TAKE OFF AND LANDING」

ここまでやられると「コンセプト」を認めるしか無い。

「コンセプトアルバムっていうけど似たような曲詰めてるだけだよね~~~」ぐらいの奴多すぎるから油断してたわ。

本当にコンセプト突き詰めるとここまで尖るのね。

味が定期的に変わるすげー長い千歳飴食ってるような気分だ。

Ado「ウタの歌」

いやいやこれは映画ストーリー通りに音楽が流れてくるだけでしょ。

……いや……それでいいのか……。

物語にそって流れるサントラはそれ自体が巨大な物語表現した一幕のオペラか。

いやいや……それは反則だろ。

あーでもアルバム定義次第だからサントラが無しとは言えないんだよな。

じゃあとりあえず負けでいいや。

結束バンド「結束バンド

あちこちで言われているだけはあるな。

噂の「猫背の虎」とやらを一番最初にやることで「どういうコンセプトのバンドであるのか」を紹介してくるのか。

最初の数曲は全体的に基礎コンセプト紹介しつつ万人受けしそうな感じの曲が並んでいて、「まずは名刺配りますんでよろしくお願いします」みたいな礼儀正しさがある。

そういう態度を取られるとこっちもまあ残りも聞いてやろうかなってなるな。

いきなり「忘れてやんない」とか言われたら「は?お前がそもそも誰?」にしかならんかったと思うし。

X JAPANDAHLIA

ベストアルバムっぽい感じだけど構成もしっかり取られている。

アルバムという形に込めた一つのライブという感じだが、押し付けがましいようなコンセプトもなくただ満足した気持ちで聞き終わった。

単純に出来がいいアルバムは単純に出来がいいので単純に評価が高くなる。

JAM Project「THE JUDGEMENT」

オタク君に人気のスパロボ歌手だと思ってたけど、オタクくんもライブ行ったら最後の曲で肩組んで「ララ~~ラ~~ララ~~~ラ~~~」って脂ぎった体でやるの?

というイメージが浮かんできた時点で今回のルール的には完全にこっちの負け。

曲順によってこういう曲単品で聞いただけでは存在してなかったであろうビジョン見せられるアルバムの例として良かったぞオタク君。

引き分け



サンホラアルバム全部聞かないと成立しないやつ

この話題でそれ出されても「そりゃそうだろ」にしかならんと思う。

あいうのは一つのミュージカルを章ごとに分けてるだけだからアルバムって名前だけど実際には「長大シングルに近い」と思うぜ?

こっちは別にスターウォーズなんて三部作最後の3と6だけ見ればいいじゃん。どうせ途中の話は前回までのあらすじって感じで分かるだろ」みたいなことは言ってないぜ?

ジェネシスの「幻惑のブロードウェイ

同上。

ピンク・フロイド「The Dark Side of the Moon

音と向き合える素晴らしい名盤だとは思うが、「この組み合わせ、この曲順でなければいけない」と言えるかというと微妙に思う。

まさに「お中元用の定番セット」のような……最高が揃っているが、最大公約数的な組み合わせには凡庸さがあるという印象だ。

まあ期せずしてベストアルバムみたいになってしまった物の一種として考えれば最高にお得だし、これを買った当時の人達は盛り上がったんだろうなと思う。

今の時代になってから戻ってきて「こんなの自分プレイリスト作れば~~」と言っているこっちがおかしいのは分かるが、「アルバムってのはよ~~単なる詰め合わせじゃなくてよ~~~」で上げてくるのもなんか違うと思う。

対戦ありがとうございました。

さてまあ今回色々と紹介してもらったわけですが、アルバムごとに個性ってやっぱあるもんですね。

そもそも個性のあるアルバムみたいな題で聞いてるんだからそうなんですけど、どういう形を目指すかっていうのが色々あったと思います

アルバムってシングルと違って「始まり」と「終わり」があるわけで、そうすると勝手に他のも「始まりからいくつ」とか「ちょうど真ん中ぐらい」とかになるわけで、するとそこに何らかの意図絶対まれるんですよ。

シングルだと結局はメインとサブっていう真っ二つの役割だけになりがちで、何故この流れでこの曲を流すのかの意味が単品で感じさせにくくなる。

もちろんアーティスト歴史の中で曲を出した順番やタイアップ、近況とかも把握して追っているファンであればそれぞれの中に意味を見いだせるんでしょうけど、そういった意味キャッチアップするのは音楽日常的に聞くほどではない人間には厳しいです。

アルバムはその点において構成によって意味を補ってくれるというか、「曲を単品ではなく何らかの奥行きを持って味わいたいけど、そのために調べるほどの気力はない」って人間マッチする部分があると感じます。改めて感じました。

「お得な詰め合わせ」というのも単に悪い意味だけでなく「シングルにあの値段を出すほどの熱意は音楽に持てない」という人間でも新しい体験ドンドン踏み込んでいける緩さがあると感じます

ただ、そうして手に取ったアルバムがただ「とにかく最近のを入れました」だと、ずっと追ってきた人なら「最近はこういうのが増えたんだね」と感じ取れたとしても、そうじゃない人間は順番に曲を聞くだけ、それもシングルほどには気合の入ってない、時には捨て曲のようなものが混じった体験をすることになるわけで。

この辺がちょっと悔しいと素人は思ってしまうんですが、音楽好きな人はそういった「シングルなら世に出られなかったような曲」も味わせることにも価値を感じたり出来るのかなと羨ましくもあります

今回漠然と「勝ち」「負け」なんて決めたわけですけど、実際にはそれぞれの価値観において音楽との向き合い方があり、そこに他人をいちいち踏み込ませたくないようなパーソナルスペースのようなものもあると思うと、ちょっと言い過ぎたのかなと思いますので最後一言誤ります。ごめんね。m(_ _)m

2022-12-29

anond:20221228232608

ACIDMAN「ある証明

気がついたら毎年繰り返し聴いてる

2022-06-24

anond:20220624194929

こういうのは増田が言ってるのとは違う?ていうか古いのかな?

ACIDMANはそう言うイメージある。

https://www.uta-net.com/song/19647/

2017-08-19

CDが擦り切れるほどT.M.Revolutionを聴いてた20年前

数日前、なんとなく口ずさんだ曲がT.M.Revolutionだった。

中学のせいのころ、CDが擦り切れるほどT.M.Revolutionを聴いてた。

ものすごい好きだった。

どれぐらい好きかというと西川くんの前身バンドLuis-MaryCDを買ってしまうぐらい好きだった。

HIGH PRESSUREシングル特典だったシール水筒に貼るぐらい好きだった。オールナイトニッポンも一部二部両方聴くぐらい好きだった。

そして数日前から、ずっとT.M.Revolutionを聴いている。

会社の行き帰りも、外回りときも、自宅にいるときも、T.M.Revolutionが鳴っている。

何日か前に、口ずさんでいたのは、あれほど聴いていたHEART OF SWORDでもなく、Twinkle Million Rendezvousでもなく、LOVE SAVERでもなく

好きだけど記憶に埋もれていたaqualoversだった。

から最初タイトルが思い浮かばなくて、でも歌詞はすらすらと出てきて、歌詞検索をしてApple Musicで曲を見つけたときに、

中学高校時代の思い出が、とめどなく出てきてしまった。擦り切れるほど聴いた曲ではなく、意外な刺客急所を押されてしまったよう。

そして、いまなんともセンチメンタルモードに入っている。

20年ぶりぐらいに、こんなにT.M.Revolutionを聴いているということは、次にまたT.M.Revolutionをこんなに聴くのは20年後なのかな、

そうするとあと人生で多くて2回ぐらいしかチャンスがないのではないのかなって思ったら。

続いて、こんなに好き好き言ってながら魔弾以降はほとんど聴いてない。ignitedのころにはもうアジカンacidmanに没頭していて、

結局のところ言うほどT.M.Revolutionを聴いていない。むしろから、過ぎ去りし時が単純に懐かしいんじゃないかって。

そういう意味では、中学生自分に言ってあげたい。20年後自分金曜日の夜中にさぼてんとんかつ食べながら、増田を打ちながら、T.M.Revolution聴きながら、

それでも何か幸せを感じてまた明日から来週から頑張っていけそうだよって。

2016-08-10

男くさいボーカルバンドを知りたい

最近声高い男ボーカル流行っているのか、数が多くて辟易している。

もっと臭い、低い、泥臭いような声を出すバンドを知りたいから教えてくれ。

参考までに、増田エレファントカシマシイエモンamazarashiあたりが好きだ。

音楽好きの増田たち、よろしく。

-----------

■追記

たくさんのオススメありがとう

音楽ライフが充実しそうで嬉しい。

現時点でブクマに挙げてもらったものをまとめてみた。(21:31時点/トラバは今まとめてる)

リンクとか追加するかも。

邦楽部門

野狐禅

クレイジーケンバンド

BLANKEY JET CITY

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

ストレイテナー(3人いたころ)

フジファブリック志村時代派、今派両方あり)

ウルフルズ

奥田民生

スピッツ

ダウンタウンブギウギバンド

RCサクセション

泉谷しげる with LOSER

ARB

ルースターズ

サンハウス

ザ・ロッカーズ

INU

ザ・スターリンハードコア系)

zi:kill

ソウル・フラワー・ユニオン

怒髪天

The Birthday

SION

世良公則

THE BAWDIES

SUPER BEAVER

怒髪天

サンボマスター

ゴマアブラ

THE BACK HORN

ゆらゆら帝国

HEATWAVE日本

eastern youth

BRAHMAN

GLIM SPANKY(女性ボーカル

THE CHERRY COKE$

https://www.youtube.com/watch?v=YXFSr_JFVj0

memento

忘れらんねえよ

銀杏BOYZ

東口トルエンズ 山本久土

TOKIO

ORIGINAL LOVE

HOUND DOG

マキシマムザホルモン

筋肉少女帯

人間椅子

SOFT BALLET

THEATRE BROOK

UNICORN

STANCE PUNKS

RISING SUN

NOWHERE

踊ろうマチルダソロ

和田アキ子

OKAMOTO'S

ブラッドサースティーブッチャーズ

ACIDMAN

GRAPEVINE

10-FEET

キュウソネコカミ

甲本ヒロト(現:ザ・クロマニヨンズ、※増田注:個人的にはTHE HIGH-LOWS推したい)

The ピーズ

OLEDICKFOGGY

洋楽部門ソロ混合】

Napalm Death

Rammstein

kings of leon

Nothing but thieves

Catfish & the Bottlemen

Interpol

Royal blood

Dinosaur Jr

Andrew W.K.

Rammsteinドイツ語

Creedence Clearwater Revival

Silhouette From The Skylit

Nickelback

Joe Cocker

The National

Tom Jone

Robert Palmer

Warren Zevon

John Cougar(現:John Mellencamp

Guns N' Roses

David Lee Roth

RED WARRIORS

Phil Anselmo

Howard Andrew Williams

Clutch

Bunker Hill

Kings Of Leon

Jake Bugg

Interpol

22-20s

Alabama Shakes

Motörhead

Kaleo

2009-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20090311202932

ACIDMAN凛として時雨やらJロックをよく聞くんだけど、

初音ミクでもOSTER projectやlivetuneとか有名どころはウマイと思んだがな。

supercellはその中でも飛び抜けてる。

2008-11-29

iTunes再生回数Top25を意味もなく晒してみる+晒させてみたい。

タイトルアーティスト再生回数
ブラックアウト東京事変566
アララトWHITE-LIPS522
R.O.D.やなぎなぎ490
強引niマイYeah〜大槻ケンヂと絶望少女達483
NowhereFictionJunction YUUKA448
空想ルンバ大槻ケンヂと絶望少女達445
God knows...平野綾387
メロスのように -LONELY WAY-AIRMAIL from NAGASAKI376
だから涙をふいて佐倉沙織376
赤橙ACIDMAN368
未来への咆哮JAM Project featuring Kageyama Hironobu, Endoh Masaaki, Kitadani Hiroshi & Fukuyama Yoshiki332
明日へのBrilliant RoadAngela304
Do you feel loved?KOTOKO296
Born On Judgment DayHelloween292
鏡の中のアクトレス中原めいこ288
Days of promiseSHIHO283
PEARLSSeatbelts271
metamorphose高橋洋子268
STORMJAM Project260
雪、無音、窓辺にて長門有希260
El Alma feat. SHINJI TAKEDADragon Ash252
まるい月fau.249
飛光ACIDMAN248
未完成協奏曲 (ロングヴァージョン)錦織健247
パノラマ -Panorama-水樹奈々246

この表を作る方法は以下のとおり。Macユーザならすぐ出来る。

1.まず、デフォルトスマートプレイリストのTop25を表示する。そしてiTunesでの情報表示を、上のバーを右クリックしてタイトルアーティスト再生回数のみにチェックする。

2.全体を選択。iTunes.txtというファイル名で保存する。UTF-8で。

3.次のソースコードコピペして、iTunes_list.rbという名前iTunes.txtを保存したのと同じフォルダに保存する。

f = open("iTunes.txt")

printf "|*タイトル|*アーティスト|*再生回数|\n"

f.each{|str|
  str = str.gsub(/\t/, "|")
  str = str.chop
  printf "|"+str+"|\n"
}

4.ターミナルを立ち上げ、cdと打ち込んだ後にスペースを空けて、iTunes.txtとiTunes_list.rbが入っているフォルダを、ターミナルウインドウドラッグアンドドロップする。その後returnキー。

5.ruby iTunes_list.rbと打つと、はてな記法で表組されたテキストが出てくるので、これをはてダコピペすればおk。

もしアルバム名なども表示したかったら、まずiTunesで表示したいヤツを出して選択してiTunes.txtにコピペ。そして最初のprintfのところを適宜書き換えればいい。

WinユーザRubyを動かせる環境がそろってる人なら、すぐに出来ると思う。

さあ、みんなも再生回数晒してみようぜ。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん