はてなキーワード: ベイトソンとは
ところでチョコレートの例は間違っていませんよね?命令はメッセージでもあるので、ダブルバインドの要件はみたしていると思います。
いや、そもそも、ダブルバインドってのは、「相手の行動を制限するんじゃない」っていうこと。
最終的に何かをするのは最初に命令した側。怒ったり褒めたり。
命令された側は別に命令によって何か決まった事をする、ということは一切ない。
だからこそ、同じ命令をされてるのに何をやっても怒られて意味がわからなくなる。結果、怖くて何も出来なくなる。
or
何をやっても褒められるから自信がつく。結果、自由にのびのびとなんでもできるようになる。
チョコレートを受け取るんだ、と言う命令があるならそれを行えば良いだけ。
あ、結果的にチョコを受け取るしか無いんだ、って気づく様な話ならダブルバインドでもなんでもない。
ただ選択肢を与えてないだけ。
だから、「チョコレートを渡したい」ということに対して、相手を思い通りに動かす、と言う話はダブルバインドではあり得ない。
ベイトソンの例では、単に、男を困らせたい、統合失調っぽくしたい、ってだけならありえるけど。
ただ、統合失調っぽくしたい場合には、まず先に、女が男を圧倒的な力で支配してる必要がある。(チョコ渡す云々以前の問題だけど。。。)
そうでない場合は、なんだこいつ?で終わるだけ。メタメッセージもくそもないので。
エリクソンの例はある意味正しいとは思うけど。既に主従関係が生まれてるし、そういう男を育てたい!とか言うなら。
渡したくても渡せない女の子がなんとか渡す、というのとは全く違うと思うけども。
増田さんお久しぶりです、ご回答くださってありがとうございます。
何か言われてもそれを拒否できない子に、
「拒否してご覧?」と言ってる、という様な話。
えせでも何でもなく、どう転んでも褒める。
はい。その表現なら、完全なエリクソニアンダブルバインドであることは理解しています。
はい、これは記事を書いた後に気がついたのですが、対象者がその状況から脱出できないこと、異なるレベルのメッセージが矛盾していること、が重要なのであって、
"命令"することはどうでも良いのでは、と思いました。
命令した側が同じメッセージを送る
です。
ベイトソン・ダブルバインドにおける、罰を与える行為、エリクソニアン・ダブルバインドにおける、褒める、という行為は必須のものなのでしょうか?
ところでチョコレートの例は間違っていませんよね?命令はメッセージでもあるので、ダブルバインドの要件はみたしていると思います。
もし違っていたなら、どこが外れているか、正しいチョコレートのダブルバインドを教えていただければ嬉しいです。
今回のやりとりと調査で、間違ったダブルバインドが世間に溢れていることがわかりました。増田さんの言う、馬鹿がバカを釣る構造に楔を入れるのに協力したいです。
ブルバインドとは何か、をまとめました。
(勉強して完璧に理解しました。増田さんありがとうございました。)
http://anond.hatelabo.jp/20140213075305
http://anond.hatelabo.jp/20140213040523
対象者に、命令とそれに矛盾するメタレベルの命令が提示されて、
対象者は異なるレベルで矛盾するふたつ(ダブル)の命令に拘束(バインド)される。
対象者がどう行動しても、命令か、メタレベルの命令に違反してしまい、行動の後に、対象者が罰を受けるもの。
混乱した状況に無意識に適応しようとして、対象者は、一時的に統合失調症っぽくなる。
例)親が子供に、「なんでこんなこともできないのよッ!理由を言いなさいッ!!」と言う。
対象者に統合失調症っぽい症状がある場合、それを治療するのに使う。
対象者がどう行動しても、命令か、メタレベルの命令に従ってしまい、行動の結果に、対象者が勝利する(症状を捨てるか、症状を自覚することで症状を支配できるようになるか。いずれにしても解消する)。
富士通のパソコンとNECのパソコンならどちらをお買いになります?
→ メッセージ”お買いになります?”は命令じゃない。メタレベルの命令もない。
→ メッセージが命令じゃない。「どっちかを食べろ」というメタレベルの命令があって、メッセージと食い違っているが、矛盾しているわけではない。
→ 同上。
「私のことどう思いますか?」って問いに、「嫌いじゃないよ」といいながら頬をつねる
→ メッセージ「嫌いじゃない」とメタメッセージ「嫌い」が食い違っているが、両方共、命令ではないので、ダブルバインド状況とはいえない。
「No」と言えない子に、「No」と言ってごらん?と聞いてみる。
→ 命令とメタレベルの命令が矛盾しているが、これだけでは対象者は逃げる――矛盾を解消する――ことができる(だんまりを決め込む、Yesと言うなど)。
医師と患者の立ち場を利用して、”回答しないといけない雰囲気”みたいなものを醸し出す、などをすることで、初めてダブルバインド状況になる。
「このチョコはあなたのために用意したものじゃないから…自分で食べるために買ったものだから……とっちゃ、イヤだよ?」と言って差し出す。
命令:受け取るな。
メタレベルの命令:上目遣いで断らないで欲しい雰囲気を出す。受け取れ。
矛盾の解消の禁止:これを放課後の下駄箱で行う。相手は逃げられない。
これで相手を統合失調っぽくできます!(チョコを受け取ってもらえるかはわかりません)
本当はチョコが欲しいけど、自分に自信が持てなくて、受け取りを躊躇している、そんな男に対して…
「本当はわたしはあなたにチョコをあげたい。でもあなたには自分に自信を持って欲しいから、それをあなたの意思で断って。」
命令:チョコを断れ。
矛盾の解消の禁止:相手のマウントポジションをとって回答を迫る。相手は逃げられない。
嫌だ、と言って、チョコを受け取った場合 → 自分の意思で断れたね。受け取ってくれてありがとう♡
判った、と言って、チョコを受け取らなかった場合 → ちゃんと断れたね。ご褒美にチョコをあげる♡
これで相手の統合失調っぽさを取り除けます!しかもチョコを渡せます!
「No」と言えない子に、「No」と言ってごらん?と聞いてみる。
メッセージ:「No」と言え
で、メッセージとメタメッセージの二つに、bindする、ということですね。
なるほどよくわかりました。
ベイトソンのダブルバインドを、治療的に用いたのがエリクソンだってだけで、
本質的には違いない、ってことですね。しらべてもよくわからなかったので、気になっていました。ありがとうございました。
自分の理解を確認したいのですが、次の例は正しいダブルバインドであっていますか?
http://anond.hatelabo.jp/20140127053215
使われてるテクニックは、グレゴリー・ベイトソンのダブルバインド理論のダブルバインドじゃなくて、
エリクソンが提唱したダブルバインドの方。wikipediaの説明では”治療的ダブルバインド”って言われてる奴。
ほんとうにしてほしい選択:ホテルに行ってエッチする?しない?
提示された選択:きれいなホテルときたないホテルならどちらがいい?
ベイトソンの原義とは違って、ふたつのメッセージは完全に矛盾するわけじゃないけど、
”ある選択を隠して、別の選択を提示する。提示された選択にどう応えても、隠した選択のうちしてほしい選択肢を取らせることができる”
http://anond.hatelabo.jp/20140127061339
(何人かはプリキュアを見に行くことを前提にして隠している。きっとこの増田はプリキュアファンなんだろうとおもう)
http://anond.hatelabo.jp/20140126193250
(あるか・ないかの裏に、リアルな会話をするか・しないかの裏に、ピーピングライフを観るという選択を隠している。トリプルバインド)
http://anond.hatelabo.jp/20080315152400]
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ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
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ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシックス
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シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
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追記
ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラ、リソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。
本当だ。消えないうちにグーグルキャッシュからサルベージしておこう。
パスカル『パンセ』
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これを全部読んでいない人間は「猿」です。
ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
ヴァレリー『精神の危機』
ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシックス
ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店
デリダ『グラマトロジーいについて』
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シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
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フローベール『ボヴァリー夫人』
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魯迅『阿Q正伝』
トーマス・マン『魔の山』
ザミャーミン『われら』
ムージル『特性のない男』
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萩原朔太郎『月に吠える』
北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』
正岡子規『歌よみに与ふる書』
石川啄木『時代閉塞の現状』
小林秀雄『様々なる意匠』
花田清輝『復興期の精神』
江藤淳『成熟と喪失』
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追記
ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラ、リソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。