資生堂「肌の悩み聞く」研究拠点へ改装 低迷打開に期待
資生堂「肌の悩み聞く」研究拠点へ改装 低迷打開に期待
資生堂は1月下旬、国内の中核研究開発拠点に顧客と研究員が交流する新たな機能を設ける。消費者の声を商品開発に生かす取り組みを強化する。中国事業が現地メーカーとの価格競争や景気減速のあおりを受けて不振に陥り、同社の業績は低迷中だ。約1世紀かけて磨いてきた研究開発力を生かせるか、地力が問われる。
400億円超を投じた戦略拠点
横浜市中心部を走る鉄道、みなとみらい線。横浜駅の隣、新高島駅の出口を出ると、…