白血病治療の副作用抑制 新型抗体、免疫細胞・がん橋渡し
白血病治療の副作用抑制 新型抗体、免疫細胞・がん橋渡し
白血病は血液がんの一種で、日本で毎年約1万人が亡くなる。その治療を免疫療法が大きく変えている。
都内の高校生は「B細胞性急性リンパ性白血病」を患い、抗がん剤で治療したが再発した。以前はこうした患者は入院して強力な抗がん剤の投与を受けた。吐き気や腹痛、脱毛などの副作用に耐えてがん細胞を減らした後に、ドナー(提供者)の血液から採った造血幹細胞を移植していた。
だが免疫療法の登場で治療が一変した。高校…