住友林業、アメリカの戸建て利益率突出 地道なM&A結実
住友林業、アメリカの戸建て利益率突出 地道なM&A結実
住友林業が海外事業を拡大している。10年前に2割弱だった海外事業の利益割合は8割に高まり、国内住宅大手で最もグローバル化が進む。米国で積み重ねてきたM&A(合併・買収)が花開いている。トランプ政権に移行する米国では住宅需要の鈍化が懸念されているが、住友林業は強気の見方を変えていない。
2024年12月期の海外事業の経常利益は前期比35%増の1520億円となる見通し。全体に占める割合は79…