存廃議論のJR芸備線、記者が全線乗車 区間で変わる表情
広島・岡山両県を結ぶJR芸備線は、一部区間の存続を議論する「再構築協議会」が設置された。国が仲介してローカル線のあり方を話し合う全国初の取り組みで、3月以降議論が進む。記者が10月、芸備線に全線乗車したところ、区間によって大きく異なる利用実態が見えてきた。
10月15日、JR広島駅は原爆ドームや厳島神社へ向かうインバウンド(訪日外国人)でにぎわっていた。来春開業する駅ビルの工事音が鳴り響く。1階...
赤字路線が増加、JRの一部路線では廃線の可能性も検討されるローカル線。地域の足である鉄道の維持のための取り組みや地方の鉄道が抱える課題などについてのニュースや解説をまとめました。
■ローカル鉄道とは