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起動できないデジタル課税、米大統領選も影響 識者分析
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2021年に国際合意された国際課税の新ルール(デジタル課税)が岐路に立たされている。「100年に一度の大改革」と注目されたが、米国との調整が難航し、各ルール導入に向けた作業も大幅に遅れている。新ルール自体が頓挫しかねないとの見方も出ている。日米の専門家に現状や今後の見通しを聞いた。(聞き手はともに川瀬智浄)
米議会、同意の見通し立たず EY税理士法人 秦正彦氏
――米国でのデジタル課税に対する議...