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米も国連も頼れない 軍拡時代に逆戻り、独は新兵役模索
逆転の世界④
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ウクライナや中東で続く戦争は大国主導の安全保障の限界を映す。第2次世界大戦後、外交を軸に築いた平和は遠のき、軍事力増強に走る世界に逆戻りしたかのようだ。
「ロシアは数年以内に北大西洋条約機構(NATO)の領土を攻撃できるだけの戦力を組織できるだろう」。ドイツ国防相ボリス・ピストリウス(64)は2024年9月、独連邦議会(下院)で危機感を吐露した。
2カ月後、ドイツ政府は「新しい兵役」の法案を閣議決...
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