自民・森山幹事長、連立政権の枠組み拡大に含み
自民党の森山裕幹事長は18日、衆院選後に自公の連立政権の枠組みを広げるシナリオを否定しなかった。「政策的に一致することができれば日本の発展のために一緒にがんばることも大事だ」と発言した。BSフジ番組で質問に答えた。
日本維新の会や国民民主党が念頭にあるのかを問われると「特定の政党を意識して言っているわけではないが、一般論としてはそういうことではないか」と語った。「(自公の)連立で過半数をとることが最初の目標だ。しっかり戦い続けることが大事だ」とも訴えた。
低所得者世帯向けの給付金の目安を10万円とする公明党案に同調した。「いまから与党として協議するが方向性は我々と違うものではない」と述べた。
自民、公明両党は衆院選の公約に給付金の支給を明記している。森山氏は「当然対応しないといけない」と強調した。
衆院選で非公認とした前議員が当選した場合に追加公認する可能性に言及した。石破茂首相(党総裁)の判断だと説明しつつ「国民の判断より重い判断はない」と指摘した。首相も10月上旬、追加公認を排除しない考えを示した。
第50回衆議院選挙が2024年10月15日公示―27日投開票の日程で実施されました。候補者や開票速報・結果などをお伝えします。