国策ラピダスに「委託」の縛り 現物出資案浮上のワケ
牛込俊介
次世代半導体の量産を目指すラピダスを巡り、政府が関係機関を通じた出資を協議している。国が保有しているラピダスの工場などの設備を対価として、同社の株式を取得する案がある。複雑な支援スキームが浮上する背景には、国による「委託事業」の縛りがある。
「これまで現物出資の実績はない」。ラピダスの工場や設備の所有権を持つ新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)関係者は、工場などの資産とラピダスの株式を...
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