進むキャッシュレス、過渡期の新紙幣 決済環境は激変
日本の資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一を1万円札の新たな「顔」とする新紙幣の発行が3日始まった。消費者のキャッシュレス決済比率は4割となり、銀行はデジタル投資を加速する。お金の流通や決済の仕組みが変わるなか、新紙幣は静かに滑り出した。
「現金は誰でもいつでもどこでも安心して使える決済手段だ」。日銀の植田和男総裁は3日、「発行」に当たる金融機関への引き渡し式でこう語った。日銀本店を訪れた岸田文雄首相...
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