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核融合実験炉ITER、9年遅延で参加国合意 稼働2034年に
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日本や米国、欧州など7つの国と地域が共同で建設中の国際熱核融合実験炉(ITER)の運転開始を、計画から9年遅れの2034年とすることが大筋で決まった。ITER機構が20〜21日に開いた理事会で参加国が合意した。部品の不具合や新型コロナウイルス禍などで建設が滞り、計画通りに実験を始めることが難しくなっていた。
ITER機構との調整を担う文部科学省が22日、発表した。研究運転を9年遅らせて34年に開...