福岡国際マラソン、吉田祐也V 世界陸上へ前進
福岡国際マラソン2024は1日、福岡市の平和台陸上競技場発着で行われ、吉田祐也(GMOインターネットグループ)が日本歴代3位の2時間5分16秒で制した。来年9月の世界選手権東京大会の代表選考レースを兼ねて行われ、同選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)も突破して初の代表入りに前進した。
先頭集団で冷静にレースを進めた27歳の吉田は32キロ付近で先頭に立って独走した。世界選手権で2022年大会代表の西山雄介(トヨタ自動車)が2時間6分54秒の2位に入り、23年大会代表の其田健也(JR東日本)が2時間8分52秒で日本勢3番手の4位だった。
世界選手権の男子選考レースは来年3月2日の東京マラソンまで実施。日本新記録を出した選手らが優先して選ばれ、参加標準記録突破者の中からレース条件などを勘案して日本陸連が選出する。(正午現在晴れ、気温14.6度、湿度54%、南東の風2.6メートル)〔共同〕