九州の住宅ローン需要「揺るぎない」 地銀20行で3.7%増
地域金融のいま
九州・沖縄で住宅融資が伸びている。地方銀行20行の2024年9月末時点の住宅ローン残高は13兆3497億円と前年同月末比3.7%増えた。福岡県など人口増加や再開発が盛んな地域がけん引したほか、営業戦略の工夫もみられた。一方で今後は住宅価格の高騰や金利上昇で買い手の負担は高まる見通しで、先行きを警戒する声もある。
「住宅ローンの需要はきわめて強い。増加基調は揺るぎがない」。西日本フィナンシャルホールディングス
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