ミャンマー反軍「影の政府」、求心力に陰り 中国介入で
【ヤンゴン=渡辺禎央】ミャンマー軍事政権に抵抗する文民組織「挙国一致政府(NUG)」が武闘路線を強めている。強硬派の少数民族勢力との共闘を宣言し、傘下の武装集団は爆破や暗殺を重ねる。同国情勢への中国介入で進むNUGの求心力低下への焦りが背景にあるとみられ、米欧との関係も悪化しうる。
「我々は軍政を終わらせるため共闘する」。NUGのドゥワラシラ大統領代行は21日、西部ラカイン州で仏教系勢力「アラカ...
ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデターを巡る最新ニュースはこちら。