ミャンマーのレアアース産地、反軍が占拠 中国互恵に影
【ヤンゴン=渡辺禎央】世界3位のレアアース(希土類)産出国ミャンマーで、国軍に抵抗する武装勢力が主要な採掘地域を占拠した。レアアースは電気自動車(EV)向けなどで需要が高まる。同国産の大半を輸入・精錬する中国を通じたサプライチェーン(供給網)が揺らぎかねない。
中国に隣接する北部カチン州で11月初めまでに、少数民族武装勢力のカチン独立軍(KIA)がレアアース産地のチプウィやソーロー、パンワの支配...
ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデターを巡る最新ニュースはこちら。
関連企業・業界