スリランカ大統領に野党左派ディサナヤカ氏 緊縮見直し
【コロンボ=花田亮輔】スリランカの選挙管理委員会は22日、大統領選で左派勢力・国民の力(NPP)を率いる野党・人民解放戦線(JVP)のアヌラ・クマラ・ディサナヤカ党首(55)が当選したと発表した。
スリランカは2022年に経済危機が発生し、ラニル・ウィクラマシンハ現大統領(75)が国際通貨基金(IMF)の支援を受けて緊縮財政に取り組んできた。
ディサナヤカ氏は緊縮財政を見直し、支援の
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グローバルサウスとはインドやインドネシア、トルコ、南アフリカといった南半球に多いアジアやアフリカなどの新興国・途上国の総称で、主に北半球の先進国と対比して使われる。世界経済における格差など南北問題の「南」にあたる。実際に領土が南半球に位置しているかにかかわらず、新興国全般を意味する場合が多い。特に近年、民主主義と権威主義の分断のなか中立を貫くスタンスをとる特徴で注目されている。また冷戦期に東西双方の陣営と距離を置いた「第三世界」を表現するときにも使われる。