GX(グリーントランスフォーメーション)リーグは4類型に区分した人材の定義「GXスキル標準」で、新たな類型「GXプロジェクトマネジャー」を新設する方針で検討している。温暖化ガス(GHG)排出量の削減計画を実行・管理する役割で、各部署との連携を担う。月内にも議論の進捗を公表する見込みだ。
公表半年で類型見直し
2024年5月にGXスキル標準を公表した際は、GHG排出量を算定する「GXアナリスト」、...
ご登録で全文お読みいただけます。
今なら無料体験キャンペーン実施中です。(~2/5)
GX人材「アナリスト」など4類型 GXリーグがスキル定義
「GX(グリーントランスフォーメーション)人材」の定義をGXリーグがまとめた。温暖化ガス(GHG)の排出量算定など役割に基づいて4類型に区分。それぞれについて、スキルの水準に応じた4つのレベルを設定した。曖昧だった人材の定義を明確にすることで育成や採用、評価をしやすくし、企業の戦略的な変革を後押しする。 役割ごとに4レベル 「GXスキル標準」を14日に発表した。大きく2つの要素で構成している。
GX人材の要件にTCFDやSBT GXリーグが2月に骨子案
「GX(グリーントランスフォーメーション)人材」の定義を決める動きが民間主導で進んでいる。情報開示や温暖化ガスの削減といったGXに必要なスキル・知識などを固める。脱炭素に取り組む企業の広がりに伴い、GXに詳しい人材のニーズが高まっており、定義を明確にして人材の育成を進めやすくする。 「守り」と「攻め」の役割 脱炭素に積極的な企業でつくる排出量取引市場「GXリーグ」内で立ち上げたワーキンググループ
GX人材育成へスキル・転職事例集 アイデミーなど50社
オンライン講座のアイデミーなどが設立した「グリーン人材開発協議会」はグリーントランスフォーメーション(GX)の実現に必要な人材の創出に向け、2025年度をメドに必要なスキルや転職事例などをまとめる。二酸化炭素(CO2)排出量の削減に取り組む企業が増える一方、人材が不足している。GXリーグが5月に発表したGX人材の定義を参考に具体例を明示し、人材の育成や転職を後押しする。 業務ごとに必要なスキル整