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知財権行使の「黒子」奮闘 製造業に代わり外資と交渉
編集委員 渋谷高弘
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企業がもつ未利用の特許などの知的財産権を集め、外資企業からライセンス料を稼ぐビジネスが日本で成果を上げつつある。代表格といえるのが大和証券グループ本社と資本業務提携する知財権行使会社アイピーブリッジ(IPブリッジ、東京・千代田)だ。日本企業が持て余す知財権から価値を生み出す起爆剤となる可能性がある。
「あなたの会社が生み出した特許の価値を最大限、発揮させることが我々にはできます」。6月中旬、米サ...