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衆議院6月解散説の虚実 岐路に立つ岸田文雄首相
編集委員 清水 真人
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9月の自民党総裁選で再選を目指す首相の岸田文雄。それには総裁選に先立つ6月にも衆院解散・総選挙に打って出て、同党勝利の実績をあげることが有効な戦略と見られてきた。ただ、内閣支持率は低い水準が続く。派閥の政治資金問題も尾を引き、政権運営の危機を脱する手掛かりをつかめない。首相就任後、最大の岐路に立つ。
「国民に判断いただく」が波紋
「私自身については、政治改革に向けた取り組みの進捗や取り組みぶりを...