眠る空き家が市場つくる 北海道の旧産炭地、転入超に
データで読む地域再生
人口減少に伴って増える空き家。放置すると防犯や景観面で周囲に悪影響を及ぼす一方で、空き家率のデータを分析すると、移住者の呼び込みに空き家を生かす地域もあることがわかった。自治体と企業や住民との連携、規制緩和などがカギになる。
総務省の住宅・土地統計調査によると、日本の空き家は2018年で約849万戸と5年前に比べて3.6%増加した。なかでも、借り手や買い手を募集していない「市場で流通しない空き家...
「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。