「またトラ」が揺らすアジア 米経済圏の終わりの始まり
編集委員 高橋徹
予想できたとはいえ、「もしトラ」が「またトラ」に変わったのはやはり衝撃だった。それも「史上まれな大接戦」という直前の情勢分析を覆す圧勝で。11月5日の大統領選で、米国民は今後4年間の超大国のかじ取りをトランプ前大統領に託した。
投票前にアジアの識者に尋ねると、答えは総じて「ハリス副大統領の方が望ましい」だった。期待は裏切られ、アジアの指導者は現実に向き合わざるを得なくなった。
競うように飛び交う...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。
ドナルド・トランプ次期アメリカ大統領に関する最新ニュースを紹介します。11月の米大統領選挙でハリス副大統領と対決し、勝利しました。次期政権の行方などを解説します。