この記事は会員限定記事です
ハラスメントを経営の重要課題に 原 昌登氏
成蹊大学教授
[会員限定記事]
ポイント
○意図に関わらずハラスメントは成立する
○カスハラ対策は迅速かつ先取りの対応を
○ハラスメント対策は人事労務に限らない
○意図に関わらずハラスメントは成立する
○カスハラ対策は迅速かつ先取りの対応を
○ハラスメント対策は人事労務に限らない
ハラスメント問題はますます深刻な状況にある。
厚生労働省の「職場のハラスメントに関する実態調査」(2024年5月公表)によると、5人に1人(19.3%)の労働者が過去3年間に職場でパワーハラスメント(パワハラ)を受けたことがある(表1参照)と回答している。実際、新聞やテレビな...
経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。