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量的引き締めと金利政策の関係 岩田一政氏
日本経済研究センター理事長
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日銀は7月の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%に引き上げ、国債購入額も月間6兆円から2026年1〜3月には3兆円程度へ半減することを決めた。金利変更幅は0.15%と小さかったが、さらなる利上げを通して0.5%を上回る中立金利の水準を目指す姿勢を明確にした。
先行きを含めた金利政策の変更は、内外金利差で収益を得る円キャリー取引と、先物市場で日本株買い取引を組み合わせる投資家に冷水を浴びせ、為...
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