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石川県、奥能登で被災農家の相談センター設立

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石川県は21日、能登半島地震や9月の豪雨で被災した農家の復旧復興を支援する相談センターを11月末までに設立すると発表した。珠洲市や輪島市など奥能登では豪雨で約950ヘクタールの農地が冠水。このうち約400ヘクタールは土砂や流木が堆積する被害が発生した。センターでは被災機械の再取得や融資の相談などに対応する。

名称は「奥能登営農復旧・復興センター」で、穴水町にあるJAのと本店内に設ける。国や県、市町の職員など計10人前後が就く。土砂や流木が堆積した約400ヘクタールの中には、復旧に4〜5年ほどかかると見込まれる農地も100ヘクタールほどある。被災農家からは「どこで何を相談して良いか分からない」との声があるという。

石川県の馳浩知事は「融資や機械の買い替え、今後の計画についてなどあらゆる相談に対応する」と述べた。

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