能登の公費解体、廃棄物は現場で分別 熊本の教訓生かす
能登再興 公費解体の課題㊦
2度の大規模災害で被災した能登の公費解体で最終段階となるのが、災害廃棄物の処理だ。熊本地震の反省を生かし、能登では廃棄物を分別する行程を前倒しして処理速度を上げる。石川県は船や鉄道も使い県外での処理も進めるほか、北陸電力は廃棄物を発電に活用する方針だ。2026年3月の処理完了へ官民が知恵を絞る。
10月下旬、石川県珠洲市にある災害廃棄物の仮置き場に入った。砂ぼこりが舞う中、誘導員に従って廃棄物を...
2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。気象庁は約4時間にわたり大津波警報を発令し、日本海側の広い範囲に津波が到達しました。各地の被害状況など最新ニュースをお届けします。
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