メディカル一光、千葉の医薬品卸買収へ協議
調剤薬局やヘルスケア事業を手がけるメディカル一光グループは21日、傘下のメディカル一光(津市)が医薬品卸の京葉沢井薬品(千葉県芝山町)の完全子会社化に向けて協議を開始すると発表した。買収で規模を拡大し仕入れコストを抑える。
京葉沢井薬品は1975年設立。主に沢井製薬の後発薬(ジェネリック医薬品)を取り扱っており、2024年7月期の売上高は9億4500万円。詳細な資産査定を経て25年1月にも全株式を取得する予定だ。従業員などはそのまま引き継ぐ方針。
メディカル一光グループは、主に沢井製薬の後発薬を医療機関に卸している。メディカル一光が10月に買収した若松薬品(高松市)と佐藤薬品販売(埼玉県川口市)も主に沢井製薬の後発薬を取り扱っていた。
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