電通、ロシアのネット広告代理店買収 市場シェア3割取得
電通(4324)は2日、ロシアのインターネット広告の代理店トラフィック(サンクトペテルブルク市)を買収することで合意したと発表した。海外本社の電通イージス・ネットワークが傘下のイージス・メディア・ロシア&CISを通じ、トラフィックの株式を100%取得する。取得価額は非公表。ロシアの独禁法当局の承認後、買収手続きを完了する。買収が2014年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。
トラフィックは資本金1万ロシアルーブルで、従業員は180人。モスクワにも支社がある。売上総利益は2億643万ロシアルーブル(約6億円)。買収により、電通グループのロシアにおけるネット広告市場でのシェアは30%程度になる見通しという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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