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本読まぬベトナムに異変 啓発活動や書店カフェ
政府に危機感か 日本の書籍も貢献
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【ハノイ=富山篤】読書量が極端に少ないベトナムで、読書を啓発する動きが広がっている。越政府、地方自治体主催の啓発イベントが相次ぎ、本屋を集積した「本通り」、書店を併設したカフェが急増している。スマートフォン(スマホ)の普及で国民の読者離れに拍車がかかっており、政府も危機感を持っているようだ。日本の書籍も増え、ベトナム人の読書量拡大に貢献しつつある。
ハノイ中心部の人民裁判所の隣。ハノイ市人民委員...