東証14時、取引時間中の年初来安値 英EU離脱派の勝利確定で
24日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、一時前日比1374円安い1万4864円まで下落した。取引時間中の年初来安値を更新し、14年10月21日以来1年8カ月ぶりの安値を付けた。英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票に関し、英主要メディアが離脱派の勝利が確定したと伝え、改めてヘッジファンドなどの投機筋や機関投資家から売りが出た。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安値圏でのもみ合いとなっている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4780億円、売買高は27億6606万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1961、値上がりは2、変わらずは1となっている。
DMG森精機やマツダ、板硝子の欧州関連株が東証1部の値下がり率上位に顔を出している。アルプスや村田製、日立、東芝などにも売りが膨らんでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕